私の食事日記

いつまでたってもブログ練習中

村の鎮守の神様の~ 王の舞

2010-05-02 12:51:09 | つぶやき
幣倒しの男衆(氏子さん)達がほぼ予定時間に退いていくと、

ひょっこり鉾を手に立っている、王の舞の踊り手

装束は、頭に鳳凰を模した冠、顔面に天狗面)。朱色の着物に角帯、朱色の褌みたいな(…力士の化粧回しと関係あるのかな)

後腰には守り刀と扇子。手には白く長い手袋に白足袋のみ。

笛と太鼓にのり、王の舞が奉納されます。

これがなんと、鉾を立てたり横抱きにしたり不思議な横ねまり(わかります?…女の子すわり)に近い形のスクワットのような形を何度も繰り返します。

40~50分近く同じような所作をくりかえしなが、境内を回ります。

見ている方が疲れてくるのだから、舞い手の疲労はいかばかりかと心配になります。

時々フラッとするし・・・

後ろの方で「これを繰り返しやっているうちに気持ちが入っていくものらしいよ」と話す声

今年の舞い手は25歳のこの集落の未婚の男子らしいのですが、(私が彼女か母親なら見ていられません

若くて鍛えてないと絶対無理…どこか修行のような気がしてきました。

最後はフラフラになり、無我の境地になり神様と通じるのかな?

無事に舞い終え、に見送れ去っていきました。

入れ替わりに最後の獅子舞



石段脇にいたので、獅子舞の先輩達が、踊り手にあれこれ指示するのが聞こえ

お侍さん達に取り押さえられるまで、何回も境内を走り回るのですが、

先輩達が「もう1回いけるやろ」と何回もパフォーマンスをけし掛けますが、

「も、もう無理」と聞こえた時は

『やめさせてあげて

そこは出来レースで、お侍さん役の年配のおじ様達が

「もう1回ゆっくり走り暴れるふりをしろ、取り押さえてやるから」



言葉通り、取り押さえられ

長い長い村の鎮守の神様の1日のお祭りは終わりを迎えたのでした

こういうお祭りが大切にされるコミニティがあるのがうらやましい気分でした。

五木ひろしさんの「ふるさと」を彷彿とさせる1日でした。




村の鎮守の神様の~ 巫女さん

2010-05-02 12:40:15 | 季節
5月1日(土)

幣倒しは結局、4時過ぎまで何度もお社に近づく退くを繰り返すのですが、

それも知らずに、



この後、小腹が空いたので屋台を覗いてあるきました。

地域の婦人会らしきのテントで見つけた

焼きそば(300円)とTOPでおやつ

その後、神社にお参りしても良さそうなので、お参りしていると

背後でガヤガヤ



少女4人の謡いにのり、巫女役の少女4人が舞います。

「これはサイトには載っていないからわからない」と、友人はいいますが、

五穀豊穣を祈る田の舞の類かな…と想像しつつ、

この偶然に

地域のお祭りらしく、彼女達の友人、家族がかぶりつきで

とても凛とした立派な舞で

その後、幾度となく繰り返した幣倒しの幣串が4時20分頃最高潮に



石段の上で待機していたお稚児さんに幣串を渡し、

彼ごと担いで本殿に行き、神主が幣串を受け取り、幣倒し終了です。

ここからが、本番です



村の鎮守の神様の~ 王の舞 幣倒し

2010-05-02 12:38:30 | 季節
地元を出て3時間ようやく、目指す神社に到着。

里山の中に聳え立つお社に思わず、口ずさむ

村の鎮守の神様の、今日は目出度いお祭り

これが町の無形民族文化財に指定されているお祭りのお社…


この日の祭礼の順序は朝から氏子達が集まり(このお祭りの「王の舞保存会」のサイトによると)


幣招き幣迎え幣押し昼食 宴会幣納め王の舞の奉納(本番)
王の舞の終了後の獅子舞で終了

私達は

幣納め(大御幣は幣串の姿となり、上げられたり引き戻されたりしながら本殿に近づきます。やがて午後4時30分頃、大御幣は本殿に納まります…サイト引用)の途中から見学しました。

若者から壮年までの男達の肉弾戦…岸和田のだんじりや以前ポスターで物議をかもした裸祭りと通じるものを感じでたじろぎます。

迫力に驚いていると風に乗り漂う、アルコール臭

だよね、お酒(お神酒)飲んでいないとこんなことできないよね。

石段のところで「上げ、上げ」「下げ、下げ」とお互い型どおりの所作をしつつ、下がっていきました。



王の舞の奉納(本番)
大御幣が本殿に納まると、いよいよ本番です。麻生の保存会が奏でる王の舞の笛と太鼓で、王の舞が奉納されます。祭礼の後半の見どころと言えます。

王の舞の終了後
舞い終わった後の舞人は着替えて、人目を避け急いで麻生区集落センターに戻ります。祭りの参加者は舞人にお礼の挨拶をし、祭礼が終了します。