ちみかなのブログ

日常ときどきパズル・クイズ、ときどき小説、について適当に書いていくブログです。

9探しナンプレとどうでもいい話。

2009-12-27 02:36:27 | パズル




おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

先月号のナンプレファンに掲載された、今井洋輔さん考案のバラエティナンプレ

「9探しナンプレ」。結構好きだったりします。今月号では掲載されていません

でしたが、あの号限定のバラエティナンプレだったのでしょうか。

悲しみに暮れる中、本誌で解けないなら自分で作っちゃえという心意気のもと、

作ってみました。矢印も点対称配置にしています。さぁどうぞ!

……とまぁ、ここで終わっていいのですが、ここからはどうでもいい話。





上の赤い○のマス、少なくともどちらかに「7」が入ることが解き始めの時点

で確定しています。

 なぜか。

実はナンプレがきちんと――唯一解として解けるには、解く前の盤面で1~9

のうち8種類以上の数字が出ていないといけないのです。ノーマルナンプレは

必ずこの条件が当てはまりますので、信じられない方はお手元のナンプレで確

認してみてください。バラエティナンプレの場合は他の制約でより少なくでき

ます。


本問の場合、明らかになっている数字の種類は1~6の6種類です。また、矢

印の先には必ず9があります。ということは、矢印上の数字のいずれかに「7,

8」が入らなければこの問題は唯一解のナンプレとして成立しません。しかし、

どの矢印にも「8」をいれると、「9」が枠外に出てしまいます。ので矢印に入

る数字は「7」です。どこかの矢印には「7」が入ります。そして、「7」を入

れても「9」が枠外にとびださない矢印こそ、赤い○の二つなのです。

なお、本問はそんな考え方をしなくても、解けるようになっています。当初はこ

の考え方を取り入れないと解けない問題を作ろうと思いましたが、唯一解を前提

とした手筋はあまり好まれませんし、それ以外の数字を入れると(答えが定まら

ないのでなく)破綻してしまう問題を作るのが大変ということもあり、普通に解

いても解ける問題にしました。


画像はナンプレ(9探しナンプレ)です。カンペンはこちら

(矢印は入っていませんので、ブログの画像をみつつ補完してください。お手数をおかけします)