今日は友人の結婚式に行きました。
新郎新婦の笑顔が溢れ、久しぶりの友人達と祝いました。
その後、妻と映画を観に行きました。
以前本で読んだ『目の見えない白鳥さん、アートを見に行く』を観ました。
全盲の白鳥さんは同伴者の言葉(アートの説明)で鑑賞します。
「アートが好きな訳ではありません。私は美術館が好きなのです」
と言われるようにアートを介して他者とコミュニケーションを楽しまれています。
「白鳥さんを見ていたら、もっと頑張ろうと勇気をもらいました。と言う人がいます。差別ですが、まあ勇気を与えるのならお好きにどうぞ」
悪意のない差別は往々にしてあります。
「もう見える、見えないの差異は無くなりました」
目の見える人が同じアートを見ていても見え方や選ぶ言葉が全然違います。
そうすると見える、見えないに大きな違いはないと感じるそう。
「見えないから様々な日常生活動作に手間がかかります。反対に言えば時間をかけるとほとんどのことができます。」
「点字ブロックの上に自転車が停められていても腹は立ちません。だって全盲でも点字ブロック以外も歩きます。バスにも電車にも乗ってどこでも行きますから」
「幸せとはその時間ですね。残るものではないと思います。私の場合は例えばコミュニケーションで分かり合えた!みたいな瞬間がピークで後はそれを信じるという感じ。」
まさに結婚式は幸せそのものの時間が流れていました。2人のために沢山の家族、友人がお祝いをしました。
その幸せの時間を忘れずに信じて2人で歩んでいく。
そして、また幸せな時間がきたらそれを信じる
それが幸せな結婚生活の秘訣かもしれません😄