言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

価値に合う対価を考える

2023-10-28 23:04:00 | 日記
初めて見たのは2017年でした。

大道芸フェスティバルで何が始まるのかとドキドキしていると

派手な格好をした男性が踊りながら絵を描くパフォーマンスが始まりました。

ポータブルミキサーを肩にかけ音楽を流して、切り絵にローラーで色をつけていきます。

観ている私は音楽にノリノリになり、どのような作品ができるのかワクワクします。

そして音楽のフィナーレに合わせて作品が完成します。

アーティストの名前は“ユキンコアキラ”



その時の作品名は“Go My Way”




感動した私は他の聴衆がいなくなるまで残り作品をいただきました。

そして、コロナ禍となり時間が経ち、今年ようやく2回目を観ることができました。

最前列で家族5人で始まる数十分前から場所を取り鑑賞しました。

するとそれが功を奏して私の子どもたちに好きな色を聞いてその色を使って描いてくれました。

作品名は“Girl”




私はまた作品を頂けないか声をかけました。

すると「たくさんの人から作品をあげない方が良いと言われて最近ではお気持ちだけいただいています。」

私は、“はっ”としました。

パフォーマンスも作品も素晴らしく、素敵な時間も素晴らしい体験までいただいているのにそれを無料でいただきたいと伝えた事を恥ずかしく思いました。

私の財布の中に入っているお金なので大した金額ではありませんが、いただいた価値に感謝の気持ちを伝えながら支払いました。

価値は提供する側だくでなく、受け取る側もしっかりと感じ、考える必要があると学びました。

世の中にいただく価値よりも安すぎるモノが多いと感じます。

値上げラッシュで辛い気持ちは分かりますが良いモノには価値に合った対価を支払いたいです😊