言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

鉛筆の変化でおもう事

2021-06-02 06:21:00 | 日記
昨日、ラジオであっ。と思う内容が流れてきました。

そう言われるとそうでした。

私に小学生6年生と3年生の娘がいます。

そう言えば、6年生の娘でも2Bの鉛筆を買っていました。

私は硬筆の授業か何かで使う物とばかり思っていました。

しかしどうやら違うとのこと。

娘にも確認したから間違いありません。

学校側から2Bの鉛筆を標準で使うように指定されているのです。

理由は最近の子どもは昔と比べて握力が弱くなっていて筆圧が弱いのだそう。

それでより濃く書ける2Bが標準になったというのです。

また、消しゴムも進化しており濃い鉛筆でもしっかり消す事ができるため、2Bが定着したと言っていました。

驚きです。

最近の子どもは運動機会が減り、運動機能の発達が未熟であるとか

噛む機会も減り、親知らずの歯がない子どもが沢山いるなど様々な変化が起こっています。

このような変化を私は

昔が良くて今はダメだと決めつけないようにしています。

私や私の親やもっと昔から変化の連続で今に至るからです。

親と子どもは30歳くらい離れています。

すると身体的特徴はもちろん、考えや概念、文化などが変わっていて当たり前です。

だから親が子どもに昔は良くて今はダメどう伝えるのは無意味です。

握力や運動機能が昔と比べて劣ることは環境が変化したため当然の結果です。

昭和が良くて平成や令和がダメな事は全くないと思います。

子ども達は親は(親にもよりますが)一昔前の生き物であると認識して相談をするべきです。

また親や大人は子ども達の成長や進化、進歩を固定概念で邪魔をしないようにしなくてはなりません。

とは言え、自分の親に言われていたように

丁寧に字を書きなさいと言っている自分もいます💦

何が普遍的価値なのか分かりにくいですが

いいとこ取りをして成長して欲しいと願います😊


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