言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

能動的に受容的な情報を取りにいく

2024-07-22 21:52:00 | 日記
最近、インターネットネイチャーの若者が詐欺の被害にあっているとニュースでやっていました。

インターネットは能動的に情報を取りに行きます。

例えば、ダイエットをしたい人なら、どうすれば効率的に痩せられるか検索します。

すると飲むだけで痩せる事ができる高額な薬に出会い詐欺にあいます。

今詐欺が流行っている情報が入ってきていないのでまさか自分が詐欺にあうとは思ってもいません。

能動的な情報収集は深堀はできますが、知識の広がりを生むことはありません。

広がりや成長が起きる時は受動的に情報を得た時です。

例えば友人が注文した料理を騙されたと思って食べてみてと言われた時。

普段オーダーしない料理を受動的に食べることにより料理の世界が広がります。

受動的に情報収集する方法は2つあります。

1つ目は人と会うこと。

他者から自ら望んでいない情報を得た時に知識や興味の広がりが生まれます。

2つ目はテレビを見ること。

テレビは見ている側のことを考えずに情報が流れてきます。

たとえ見たい番組でも大枠は能動的ですが、流れてくる情報は受動的といえます。

ニュースでもインターネットでは自分好みにカスタマイズされます。

テレビはそうではありません。

人と会ったり、テレビで見た知識や興味をインターネットで深掘りする。

これが受動と能動のバランスの取れた状態ではないでしょうか。

自分で考えて能動的に動くことが良いように思われる風潮がありますが

たかだか自分はしれており、受動的に情報を浴びて新たな自分に出会うことも大切だと思います。

能動的に受容的な情報を取りにいく。

こんな感じでしょうか。


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