今日、オリンピックの開会式があり、本格的に始まります。
昨日のブログにも書きましたが、オリンピックに出場するようなトップアスリートは
想像もできないような努力をしてきたのだと思います。
選手を育ててきた親やコーチはどのように関わってきたのでしょうか。
叱るor褒める どちらがいいのか?
子育てや人に教える立場の時によく出てくる問題です。
大前提として叱るや褒めるは対象者にどう関わるかの問題であるので、無関心が1番悪いです。
心理学者のアドラーは叱るはもちろん、褒める行為も推奨していません。
理由は上下関係を構築してしまうからです。
褒めた側が上の立場となり、褒められた方が下の立場になってしまうと言います。
アドラーは相手の存在自体に感謝をする事が大切だと解いています。
分かりにくいので、私は要するに上下関係を作らないことが大切だと解釈しました。
選手とコーチであれば、金メダルを取る目的を共有した同志。
親子なら幸せになるという目的を共有した同志。
でしょうか。
では具体的にどのように関わればいいのでしょうか。
私のお勧めは『陰褒め』です。
陰口は対象者がいない所で対象者の悪口を言うことです。
第三者を通しての悪口は直接の悪口よりもダメージが大きくなります。
また、第三者を通すので組織自体にも悪影響が多大にあります。
陰口を言った人の信頼も失われていくでしょう。
これの反対が“陰褒め”です。
対象者がいない所で対象者のいい所や素敵な部分などを褒めます。
第三者を通して伝わると嬉しさは倍増です。
直接関わる時は上下関係を構築しないようにしておけば
陰褒めにより上下関係ができることはないと考えます。
また陰口の反対で第三者を通すので、組織自体にも良い影響が出ます。
更に具体的な陰褒めの場合、どういう行動が良いかが他の人にも伝わるので、陰褒めした行動が伝染していきます。
直接伝えるのが苦手な人でも陰褒めであれば言いやすくなるメリットもあります。
陰口が蔓延している世の中ですが、
陰褒めが蔓延する素晴らしい世の中に変わって欲しいと切に願います😊
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