昨日のニュースで、
あるタレントの弔辞の言葉に心に響くものが伝わってきました。
育てて貰った亡くなった漫画家への感謝の言霊。
TAZUKO多鶴子は今までサブカルチャーの事を
殆どブログで書き込むことがなかったのですが、
今日は書き込みしたい感情が沸き上がりました。
あの見事な弔辞が白紙で全てアドリブだった…という情報。
アドリブだからこそ伝わってきた心と真意だったのでしょうか…。
そして、…お笑いの世界や漫画の世界でも同じだと…
『生きる事は苦しい事や悲しい事を抱えているもので…
でも、それをあるがままに受け入れ、決して恨まず、前向きに肯定し、
そうする事で時間からも解放され、軽やかになり、全てに解放される…。』
そのタレントの弔辞の一部を要約した言葉です。
これは…仏陀の教え。
禅の教えだと感じました。
また更に特に心に残ったのは、
その漫画家に無償で育てられたという事実です。
「昔は皆そうだった…」
以前叔父から聞かされた言葉です。
祖父は古美術商をしていましたが、
絵描きも無償で育てていました。
その一人に私のデッサンの恩師(偶然ですが)がいました。
「これは特別な事では無く、
当たり前に
昔は
力ある人間がよくしていた事だ。
でも、今は誰もそんな事はしなくなった…」と叔父から聞かされた言葉。
今も私の心に強く印象に残っているのです。
昨日ニュースから、
何かを感じ取ってくれる人が多くいる日本であればいいのですが…。