TAZUKO多鶴子

ページ内の文章及び作品の著作権はTAZUKO多鶴子が有するものとし、他者がそれらを無断で転載することを固く禁止とします。

竹のライトアップが美しい!

2009-01-28 | TAZUKO多鶴子からの伝言
 <竹> 
竹は気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多いがササは寒冷地にも自生する。竹・ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及ぶ。北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られない。
通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。一部の竹は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い(日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている)。竹の種類によって開花周期に幅が見られるが、一般にはおおよそ60~120年周期であると考えられている。
竹は成長力が強く、ピークの時は1日で1m以上成長する。竹林の近くにある民家の中に竹が侵入する(竹の子が生える)被害もある。地下茎が地面を広く覆うことからがけ崩れには強いが、逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの発生が多いという研究もある。
乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、さまざまな素材として利用される。その繊維を利用して紙も作られている。竹酢液や竹炭としても利用されるほか、飼料、建材、工芸材料などとしても用いられている。
また、食材としては、若いものを筍として食べるほか、動物には葉を食料として利用するものもあり、ジャイアントパンダはこれを主食としている。
モウソウチクを除く種の多くは、その地域でしか生育しないことが多いが、その理由は不明である。


参考資料: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』