今日は、6月16日に愛知県幸田町の生活学校の皆さんが三河木綿の手織体験にやって来ました。
その時の体験の様子を投稿します。
江戸時代と同じ機械を使って綿から糸への体験から始まりました。
「昔の人はこんな作業をしてたんですね」
「そうなんですよ、これが人類の物作りの原点の一つなんですよ」
三十数名のメンバーなので教室のスペースも狭いので、コロナ感染の心配がないように
「今日はアウトドアーにしよう」
という事で急遽藤棚の下で体験教室を開くことになりました。
まず初めに三河木綿の綿繰り作業と手紡ぎ作業の実演を見ていただいた後、本番の手織体験の授業となった。
3台の織機で数人づつ織物体験をしていただきました。
幸田町といえば深溝松平家は徳川家康の家臣であり、竹島クラフトセンターに設置されている織機は江戸時代の深溝松平家との有縁があります。
一台の食器を10人位で共有して織っています。
「ここはこうするのよ」
と先輩から後輩へ技術の伝承が行われて和気藹々の作業がつづきました。
会場の藤棚の向こうに竹島の絶景です。
「ここは良いところですね」
「こんな景色の中で手織が出来るなんて最高ですよ」
「皆さんの織物が出来ました」
みなさんの共同して織った織物が完成しまし、紡いだ白い糸も織り込まれています。
多人数で織った織物とは思えない素晴らしい出来栄えです。
「こうして織物って出来るんですね、有意義で素晴らしい体験ができました。」
「これから織物を見る目も変わったと思います」
などなど、嬉しいコメントをいただきました。
皆さんは、この体験の後は[ホテル竹島]のランチを戴くそうです。