立葵で染めた綿糸（ガス糸）でレース織りをしている人がいる
渋いグレーにかすかなパープルが混じる品の良い色合いのショールがもうすぐ出来あがります。
「落ち着いた洒落たショールが出来て嬉しいです」
と作者は出来上がりを期待していた。
作業を進めるうちに問題が発生した。
細番手のガス糸を合糸したので経糸にムラが生じて織り進めるほどに
切れやすく切れやすくなって来た。
軽く追い撚りをかけるべきであったと反省している。
糸の持っている光沢を失わない様にと無撚りの合糸にしたが
極細の3本合糸うちの1本のかすれ切れの処理が大変な作業となった。
反省！
