「今日は暖かいから外でやりましょうか」
「まあー外でも出来るんですね、良いですね」
ということで今日の体験はアウトドアということになった。
”冬の真っ最中だというのに外で織るとは”
そうお思いの方もおられましょうが、
「ここ竹島は風がなければ暖かい南国の島なのです」
海に橋が掛かり森の深い島があり、その島は常緑樹林帯の森であり
本州とは違う植生の島が竹島である
風も弱く絶好の手織日よりとなったので
「今日は外でやりましょう!」
と云うことになった。
冬の太陽はありがたい、
時おり吹く風も爽やかに感じるほど太陽が暖めてくれて
お母さんと一緒だが、お互いに織物に集中して無言の時が過ぎる
お母さんはピンク系の色を選んで、お嬢様はブルー系の色を選んでいる
緯糸を通しては筬を打つ、綜絖を交換して筬を打つ、
一段一段と織進む、
気の長い作業が続く、
無口の時が過ぎる
沢山の人が織っているが人はそれぞれ想いを描きながら織っているのだろう
織り込む糸も紺色に変わって、最後の房を作るとコースターが出来上がり
「できたー!」
「綺麗に織れてる!」
「かわいい」
お母さんと作品を見せ合ってお互いの健闘を讃えあって記念撮影
”おめでとうございます”
今日は南国の竹島で三河木綿の手織体験でした