今日の竹島海岸は曇り空で吹く風も冷たさを感じるが
秋らしさを運んで来た空であった。
「手織体験をしたいんですが出来ますか」
「人数は何人様でしょう」
「4人ですが」
現在蒲郡市内の小学校で行われる三河木綿の手織教室用に使う織機の為に、
竹島クラフトセンターの観光客用の為の織機を使っている状態で現在使用可能な織機は
2台だけなので、4人様を2グループに分けて体験してもらうこととなりました。
2台の織機を藤棚の下へ運び込むと
「わー!、海を眺めながら手織体験なって嬉しい」
織機に座ってみると三河の海で三河木綿の手織りをしている私
「私で織れるかしら」
スタッフから織物の原理と織機の操作法を教わりながら織り始めると
5分もしないうちにベテランの手つきで織り始めて、
”手織は楽しいです!”
お二人が織っているうちに後のお二人はご自分の好きな緯糸を選んでいます。
「凄く楽しくて止められないわ」
と、先行のお二人の言葉を聞いて
「早く織りたいわ]
時が経つほどに風が強くなり冷たさを感じる風となってきました
「あら!、あなたの糸いい色だわ」
「あなたのも良いわ」
紺色に色が変わるとコースターの手織も完成が近づいてきました。
最後の房作りを終えると後のお二人と交代です
新しい新人さんも神妙な感じで手織がスタートしました。
「やっぱり楽しいです」
「好きだから織ってみたかったですが楽しいです」
”手織の行為には楽しい脳波を導く魔物があるのではないか”
と思わす何かがあるのではないでしょうか
4人が4人色のコースターを掲げて竹島をバックに記念撮影です
おめでとうございます。
「楽しかったです!」
この言葉が今日も私の背中を押してくれている