竹島クラフトセンターへ西尾市から通うAoyamaさんが
コロナ禍の中数ヶ月をかけて織り上げた作品を仕上げて持ち込んだ。
先生、出来ました!
発想は新コロナ感染が始まる前からだが、
コロナ禍の世の中で織物オタクのAoyamaさんが
織り上げた、コロナのおかげ作品である
これ、別布を縫い付けたの?
いいえ、縫い合わせたところはございません
と質問が出るほど不思議な織物である
カラーも白一色は、挑戦的な思想を思わす。
一枚の布から別の布が生えて成長して
尚且つ回転ジャンプして別の布に収まっている。
”悪夢の立体織”
とでも言おうか
捻くれた布は彷徨の後に元に戻ってはいないのだ。
拡大して見ても、縫い合わせた形跡はない、
布がこの世に生を受けて成長し、3回転半宙返りして別宇宙に彷徨する
そんな布を作りたい。
”これを表現するには死ぬほど迷い苦しんだ”
と作者が言うほど織物にこだわり抜いた作品で、
竹島クラフトセンター手織り教室から与えられた課題を
見事にクリアーした名作である。
現在、この作品は竹島クラフトセンターにて展示されています。