oguraさんのゴブラン織り
ジャガード織機による装飾織物のゴブラン基本組織を手織織機で織る
という事で始まった企画だが、初めての織物組織を理解するのは
並大抵のことではない。
絵画を織物で織ってしまう、そんな想いでまぶたによぎるのは
京都の祇園祭の山鉾を飾るタペストリーだ
あのような織物とはいかないが多色のカラー展開で織り表すことが
出来る織物を模作した。
私は経糸のカラーを見て唸ったが
「これは意外性を含んだカラーが出来たからこれでいこう」
と師匠の私もGooサインを出した。
経3色と緯3丁で可能な限りに織り出しなさい。
さて、限られた可能性を表現することが出来るか楽しみである。
Oguraさんは言う
「これでバッグを作るわ」
と、言って織機のレバーを動かしていた。