TAKE-LOG 竹ログ

雨の竹島は静かに暮れていった

昨日と違って今日は荒れ模様の竹島
観光客の人影も少なく芝生も雨に沈んでいました。

そんな竹島クラフトセンターでは一人の女性が綿繰り作業をしていました。
「畑で育てた綿で糸を作りたいです」
「糸を紡いだら織れば良い」

「作り方教えてください!」
本格的に教えるから頑張ってください

作者は西尾市から通う難しい字の苗字のSuzukiさんです


先ずは綿の種取り作業からです、綿繰り機が持ち込まれました。
道具の点検の後作業開始です。


キーコ、キーコ、と音を立てて道具が動く
種はこっちで綿は向こうに落ちる

やっぱ、不思議だね〜


この道具、大河ドラマ井伊直虎でもあったのだから室町時代にはあったのだ
それから改良は繰り返されたが基本は変わっていないのです。

種が取り除かれた綿は
その後の作業の綿打ちが行われました


弓の登場です
「何で弓の登場ですか?」
昔はこうして綿の繊維を解したのです。

「弓の弦は弾くように、綿を飛ばすように弦を強く振動させてください」

竹島クラフトセンターの教室では弓による綿打ちを行い
その後、機械による仕上げ作業を行います。

「すごいです、フアフアになリましたよ!」
Suzukiさんも興奮気味です。
来週の授業では手紡ぎ車を使って糸作りの作業です。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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