台風2号の影響で朝から豪雨の日となった金曜日
芝生も浸水する程の雨量が絶え間なく続き
傘を差しても効果無しの状態で、線状降雨帯の威力を見せつけられた。
竹島クラフトセンターも強い南風で吹き付けられた雨が
玄関から床下浸水状態となってしまった。
そんな中を今日の手織体験フルコースを予約のお客様がやって来た。
この豪雨の中を”竹島で手織体験を”と神奈川県から来てくれたのです。
濡れた衣服を整えて、三河木綿の手織体験フルコースの始まりです。
最初に現れたのが綿繰り機です。
「綿には種があります」
と、いうより種子を守る為に綿毛が生えているのです。
(綿の毛は 種を紫外線から守るために生えているという説がある)
その種と綿を分けてくれるのがこの機械です
「綿繰り機と申します」
不思議だね、こんな単純な機械だと思たんだが優れ物だな
”ご夫婦で仲良く綿繰り作業です”
現代社会ではご夫婦で一つ仕事をやる機会が少ないので、
これは夫婦円満には良いアイデアであると思われます。
綿打ち作業の後、弓を使った綿打ちをして
糸車で手紡ぎをして自分の糸を紡ぎます
この作業で出来た糸を手織体験でコースターに織り込むので、
真剣な作業がつづきます。
そして、最後の手織体験となりました。
綿の種を取り、弓で綿打ちをして、糸を紡いで
その糸をコースターに織り込む手織体験である、
だからフルコースと名付けたのです。
自分で選んだ色糸を織り込みます。
そして、自分が作った糸をどこへ入れるかデザインしながら織っていきます。
「このフルコースは楽しいです」
とお褒めの言葉をいただきました。
外は相変わらず猛烈な雨が降り続いています。
明日はお二人で有松絞りまつりを楽しむのだそうです。
神奈川県から蒲郡観光と三河木綿の手織体験を楽しみ、
明日は有松絞りを楽しむご夫婦の手織体験でした。