「今日は快調ですよ!」
と言って笑顔で羊毛を紡ぐOguraさん
どうやら、ボビンへ引き込む力と抜き出す力の調節を覚えたようだ。
職人にとって道具の手入れと調節は命である
カーダーで毛をほぐし流れを整える方法も覚えて、
いかに下拵えが大切かを学んだOguraさん、
これから糸を紡ぐ量が二倍に増えることだろう、
今やっと紡ぎの極意が解って出来るようになったら、
来週からは織りの作業になるようだ。
「続けて紡げばいいじゃん、いい感じになったのだから」
と言うと
「だって、早く織らないと冬が終わってしまうよ〜」
だって!