今日は土曜日、朝から晴天だが潮干狩りは干潮でお休み
そのためか静かな竣成苑の芝生広場の朝となった。
竹島クラフトセンターではタープドームを設置して
手織体験と地元の三河木綿の繊維製品販売の営業を開始した。
私が手紡ぎの実演をしていると、小さな女の子とご一家がご来店です
「何をしているんですか?」
と女の子から嬉しい質問が来た
糸車の動く様子に興味を持っていただいたのです。
「この綿から糸を作っているんです」
綿(コットン)を手に取っていただき
綿は植物なので、この中に種がありますから、種を取り除いて綿にします。
この綿に糸車を回転させて撚りを加えながら、そーっと引くと糸が出来るのです。
「あらー!不思議」
と、お母さんもお父さんも興味津々です。
そこで女の子に糸紡ぎをしていただきました。
「何年生ですか?」
「まだ幼稚園です」
驚きました、彼女は小学生ではなかったのです。
私の教えた通りにすごく上手に糸紡ぎが出来ので
小学生と間違えてしまったのです。
次の作業の手織体験をするために織機に座って機織(はたおり)が始まりました。
「シャトルを通してトントン、レバーを上げて下げてトントン」
お嬢様は注意をよく聴き織り進めていきます。
「綺麗に織れていますよ」
「まー!すごく綺麗だわ」
お父様お母様が見守る中で見事なコースターが完成しました。
小学生に間違えるほど正確な作業でびっくりしました。
お嬢さんの集中力は将来の手織作家さんですね
おめでとうございます