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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

江戸東京博物館 14 浮世絵

2009年12月24日 | アート 浮世絵・版画

江戸東京博物館に行ったのは、写楽の新発見の浮世絵などの企画展 http://blog.goo.ne.jp/te-reo/e/06ab5b146ce6b73f228d3ae938b8966e があったからですが、江戸東京博物館の常設展示のコーナにも浮世絵がありました。
これは歌麿の当世女風俗通 北国の契情
  とありますが、意味はよくわかりません。
しかし、歌麿らしい美人画。



次は鳥居 清長。 清長の描く美人が歌麿らに影響を与えた 。



 花魁を描いたもの。  八朔とは8月1日のことで、家康が江戸城に入城した日を記念して、花魁や幇間(たいこもち)が吉原俄(にわか)として即席の演芸を吉原の真ん中の通りで行ったので、大勢の見物客が押しかけたようです。





富岳三十六景の甲州石班沢。  説明文横に北斎の暮らしぶりを描いた模型を再掲します。http://blog.goo.ne.jp/te-reo/d/20090811





 最後は、広重の名所江戸百景から。



 

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東京国立博物館 北斎

2009年11月11日 | アート 浮世絵・版画

北斎76歳頃の作品。  「富嶽三十六景」に引き続き、描かれた作品で全10図からなる揃物。
千絵の海とは、いい名前でどこだろう?と思ったら、語呂合わせで、千絵⇒智慧で、智慧の深さを海に例える言葉遊びとのこと。

 

毛ばりによるフィッシング。 蚊針は言いえて妙。

 

ゴンドウクジラの捕鯨に取材した「五島鯨突き」

 

 

 

 

 

ここからは、「富嶽三十六景」

 

 

 

 

 

撮影時の影が写りこんでしまった。

 

 

 それにしても、北斎は、70代の年齢(江戸時代では相当の高齢)で、諸国を巡り、取材していたことになる。 今さらながら凄いと感心する。

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東京国立博物館 浮世絵

2009年11月10日 | アート 浮世絵・版画

浮世絵。  左手の形は、写楽の絵にも似たものがありましたね。

 

 

「当時全盛美人揃」(喜多川 歌麿 江戸1794)
吉原の遊女の座り姿。 遊女瀧川が文を愛しむように隠し読んでいる。

 

歌麿の描く美人は、品があって艶もあり、好きです。

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江戸東京博物館 2  北斎

2009年08月11日 | アート 浮世絵・版画

紹介するまでもない葛飾北斎の「凱風快晴 」。 これも、保存がよく、大胆な色と形で魅了されました。
この絵は、北斎が70歳頃のもの。(北斎は90歳で没した)

 


こちらは、博物館の常設展示場にあったもの。 構図の大胆さに驚く。

甲州 石班澤(かじかざわ) 

 

 

 

怪談の絵も。  ユニークで微笑ましい感じの「お岩さん」

 

 


常設展にあった、晩年の北斎の住居での暮らし。 横にいるのは、3女のお栄。 老いてもバイタリティある姿が捉えられている。

 

 

展示は土曜日で混雑しているかなと心配していたのですが、結構すんなり見ることができました。
 

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江戸東京博物館 写楽などの浮世絵展に行って

2009年08月10日 | アート 浮世絵・版画

8日(土)に江戸東京博物館へ行きました。

 

「写楽 幻の肉筆画展」(7/4~9/6) と博物館の常設展と両方が目的です。

写楽 幻の肉筆画展となっていますが、日本画がパート1にあり、あとは充実した浮世絵展。
ギリシャの収集家マノスが19世紀末から20世紀初頭にかけて購入したアジア美術のなかの逸品が展示されています。
摺りと保存状態がよく、見てよかった。

 

写楽 幻の肉筆画はこの、扇子の絵です。 

 




写楽らしい絵ですが、下の初期の作品の大首絵にくらべると、勢いが縮退している感じです

 

 

 

 

今回、最も素晴らしかったのは、喜多川歌麿「歌撰恋之部 深く忍恋」。
下の絵が小さいので、伝わらないと思いますが、背景の薄桃色と充実した構図、細かなディテールもおろそかにしない描写力。
歌麿の絵は美術の教科書でみたときは、?でしたが、実物をみると凄い迫力がある。 ピカソのときの印象と同じだ。
保存状態も最高。 海外ではきちんと芸術作品として保存され、日本ではブロマイド的に扱われたためだろうか。

 

これもよかった。
喜多川歌麿「風流六玉川」
    

 


菊川英山「風流夕涼三美人」

 

 

 

 

北斎の富岳36景も素晴らしい。  これは明日。

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