さて、今回も少しだけこのテーマで書きたいと思います。
今回は「学校アナログ文化」で行きたいと思います。
これはどういうことか?
学校には、超非効率的な「手書き&紙ベース文化」が残っているのです。
と言っても、これは自治体によってかなり異なると思うので一概には言えませんが、
少なくとも今私がいる自治体は、超アナログです。
本当に非効率的で、紙の無駄も多く、なぜこんなやり方を続けているのか
理解に苦しむところもあるのが私の本音です。
いくつか紹介しますね。
例えば通知票。
私の地区ではすべて手書きとゴム印です。
とんでもない時間がかかります。
まぁ、所見の欄は手書きで書くのは温かみがあってありだとしても
(それも教員によりますが、東京などはようやく全てパソコンからの印刷のようです)
機械的なAやB、3や4などという評価は、印刷でいいと思うんですよね・・・。
ちなみに通知票は、まずは教科担当の教員が、仮の名簿に手書きで成績を書きます。
それを見て担任または副担任が、手書きとゴム印を使って1つ1つ書き込んでいくのです。
相当な労力です。
人間が1つ1つ目で見て作業をするので、当然ミスも発生します。
信じられないかもしれませんが、ミスをしてしまったときは、砂消しゴムで
1つ1つ消して修正するのです!
もしデータベースに入力して印刷すれば、一瞬です。
ミスもすぐ直せます。
「手書きの方が温かみがある」という方もいらっしゃいますが、
機械的な数字に関しては、はたしてそうなのでしょうか。
だったらそこは入力にして素早く仕事をし、
空いた時間で生徒一人一人に小さな手紙を書くとか・・・
その方が良いのではないでしょうか。
その他には、「指導要録」というのがあります。
これは、その学年の生徒の活動を1年ごとに記録に残していくというものなのですが、
驚くべきことに、すべて手書きなのです!
(あくまで今私のいる自治体はですが)
ということは当然データはパソコン等ではなく、紙ベースです。
ちなみにこの要録、限りなく誰も見ません。
しかし、学年末のこの時期は、多くの教員はこの要録の作成に膨大な時間を割かれます。
生徒の記録を残すのは必要なことでしょう。
法的に決められているからということもそうですが、
何かの事態に備えて、その生徒の活動を残しておく必要があるのは当然だと思います。
しかし、何もなければ限りなく誰も見ない書類であるのに、
なぜすべて手書きである必要があるのでしょうか。
場所も取るし、資源の無駄です。
なぜデータベースにしないのか・・・私には理解できません。
さらにこの指導要録の内容は、中学3年生の場合、進学先の高校に送られます。
それも1枚1枚コピーをして、封筒に入れて送るのです!
データにして添付でもして送信すればいいのに・・・。
時間と資源の限りない浪費です。
ちなみに今日、私は要録のコピーをしてきましたが、
3年生の全クラスが同じ作業をすると、とんでもない量の紙を使用します。
時間もかかります。
などなど、日本の学校は他国と比較しても圧倒的にICT化が遅れています。
教員がアナログ作業で時間を取られるということは、その分子どもに目を向けられないということ。
結局は、大切な子どもにとってマイナスになるのです。
同様に、授業も相変わらずチョークと板書という学校がまだまだ多いのが現状です。
これも他国から大きく遅れています。
授業の効率化の問題だけでなく、子どもたちがICTに触れる機会すら奪ってしまいます。
この学校の「アナログ文化」は、根は深いと思います。
早急に手を打つ必要がある、学校の問題点の1つだと私は考えます。
すべては子ども達のために
ふじもん
今回は「学校アナログ文化」で行きたいと思います。
これはどういうことか?
学校には、超非効率的な「手書き&紙ベース文化」が残っているのです。
と言っても、これは自治体によってかなり異なると思うので一概には言えませんが、
少なくとも今私がいる自治体は、超アナログです。
本当に非効率的で、紙の無駄も多く、なぜこんなやり方を続けているのか
理解に苦しむところもあるのが私の本音です。
いくつか紹介しますね。
例えば通知票。
私の地区ではすべて手書きとゴム印です。
とんでもない時間がかかります。
まぁ、所見の欄は手書きで書くのは温かみがあってありだとしても
(それも教員によりますが、東京などはようやく全てパソコンからの印刷のようです)
機械的なAやB、3や4などという評価は、印刷でいいと思うんですよね・・・。
ちなみに通知票は、まずは教科担当の教員が、仮の名簿に手書きで成績を書きます。
それを見て担任または副担任が、手書きとゴム印を使って1つ1つ書き込んでいくのです。
相当な労力です。
人間が1つ1つ目で見て作業をするので、当然ミスも発生します。
信じられないかもしれませんが、ミスをしてしまったときは、砂消しゴムで
1つ1つ消して修正するのです!
もしデータベースに入力して印刷すれば、一瞬です。
ミスもすぐ直せます。
「手書きの方が温かみがある」という方もいらっしゃいますが、
機械的な数字に関しては、はたしてそうなのでしょうか。
だったらそこは入力にして素早く仕事をし、
空いた時間で生徒一人一人に小さな手紙を書くとか・・・
その方が良いのではないでしょうか。
その他には、「指導要録」というのがあります。
これは、その学年の生徒の活動を1年ごとに記録に残していくというものなのですが、
驚くべきことに、すべて手書きなのです!
(あくまで今私のいる自治体はですが)
ということは当然データはパソコン等ではなく、紙ベースです。
ちなみにこの要録、限りなく誰も見ません。
しかし、学年末のこの時期は、多くの教員はこの要録の作成に膨大な時間を割かれます。
生徒の記録を残すのは必要なことでしょう。
法的に決められているからということもそうですが、
何かの事態に備えて、その生徒の活動を残しておく必要があるのは当然だと思います。
しかし、何もなければ限りなく誰も見ない書類であるのに、
なぜすべて手書きである必要があるのでしょうか。
場所も取るし、資源の無駄です。
なぜデータベースにしないのか・・・私には理解できません。
さらにこの指導要録の内容は、中学3年生の場合、進学先の高校に送られます。
それも1枚1枚コピーをして、封筒に入れて送るのです!
データにして添付でもして送信すればいいのに・・・。
時間と資源の限りない浪費です。
ちなみに今日、私は要録のコピーをしてきましたが、
3年生の全クラスが同じ作業をすると、とんでもない量の紙を使用します。
時間もかかります。
などなど、日本の学校は他国と比較しても圧倒的にICT化が遅れています。
教員がアナログ作業で時間を取られるということは、その分子どもに目を向けられないということ。
結局は、大切な子どもにとってマイナスになるのです。
同様に、授業も相変わらずチョークと板書という学校がまだまだ多いのが現状です。
これも他国から大きく遅れています。
授業の効率化の問題だけでなく、子どもたちがICTに触れる機会すら奪ってしまいます。
この学校の「アナログ文化」は、根は深いと思います。
早急に手を打つ必要がある、学校の問題点の1つだと私は考えます。
すべては子ども達のために
ふじもん