エンジンオイルの。。。。。。。。

ＨＦメカです。。。。。
暖かくなってきて、乗り出した方が多いのか、オイル交換のご依頼が増えております

そこでオイルについて色々とお話しようと思いましたのでお付き合い下さい
ＢＩＫＥや車のメインテナンスで欠かせないオイル
いまや沢山の種類やメーカーさんが存在していますが、まずオイルって何してるの
なんてことで。。。。。。。

大きく分けると６項目になります



一番有名な潤滑作用

シリンダライナーとピストンリング、クランクシャフトやカムシャフトなどの摺動部分（擦れ合って動く部分）や回転部分の動きを滑らかにし、摩擦や磨耗を減らす
金属同士のの摩擦や磨耗を減らす作用

密封作用

燃焼圧力（エンジンパワー）が外に漏れないよう、ピストンリングとシリンダライナーの隙間を密封する
オイルの油膜で燃焼室内を密封する作用

洗浄作用

燃焼の未燃成分や、酸化、劣化による汚れがエンジン内に付着したままになることを防ぎ、エンジン内をキレイに保つ
エンジン内の汚れを洗い落とす作用

防錆作用

燃焼ガスにより発生する酸を中和し、エンジンを錆や腐食から守る
錆の発生を防止する作用

冷却作用

燃焼熱、摩擦熱を吸収してエンジンを冷却し、オーバーヒートや焼きつきなどを防止する
燃焼熱を吸収してピストン、エンジン各部を冷却する作用

応力分散作用

カムやピストンなど金属同士がぶつかる時にオイルがクッションの役割をする
オイルがクッションの役割をする作用

どれも重要な作用ですが、空冷のハーレーはエンジン温度の変化量も水冷に比べ大きく、よりエンジンオイルに性能が求められます

では何故
オイルの交換が必要なのでしょうか

それは・・・エンジンオイルの初期性能が低下するためで。。。。。。
添加剤の消耗エンジンオイル自体の酸化
燃焼ガスや未燃焼ガス、水蒸気の混入
磨耗粉、異物の混入などなどの要因があります

なので距離や時間によってオイルの状態を把握し交換していく必要があります
一気に書いてしまうと長くなってしまいますので本日はここまでにいたします

次回は距離とオイル劣化の関係などをお話させていただきます
長々とありがとうございました