ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

物語。

2013-08-05 00:15:01 | 日記



THE BLUE HEARTS の曲を聞いてたら、
すごくね胸がぎゅってなった。

君のため、夜の盗賊団、
この曲らがね、ぐぐぐっと胸にきた。



私は物語を読むのがすきで、
それはほんとに物語なので、
お話です。
ひとりでいるときの大半は軽い物語を読んでいるのです。
そこには、その中の世界があるから、
それを読んでたらあんまり自分のこのいまの世界じゃないとこに飛ぶのね。



私は紛らわすことが得意で、
紛らわしてばっかだったんだ。
自分の胸の内には触れないようにしてる。
それにいまぱたと気づいてしまった。



気づいてて気づきたくなかっただけなのか、
ほんとうに気づいてもなかったのかわからないけど、
いまぐわんと感じたのだ。




さみしさやむなしさをほんとうに心から感じるというのは、
ぐわんといまのこの自分の身が締め付けられるようで、
思わず自分を落ち着けようと
もうそれ以上は深く入らないようにストップに入る自分がいる。



どうしようもないほどに、ひとり、を思わせる。
毎日こんな気持ちなんかでいられない。
誰かに無性に会いたくなったけど、
その誰かは誰でもない。



自分もほとんど自分が描いている物語の中にいる気がする。
そういうふうに過去も未来もあって、
明日の予定、明後日の予定もある。
この先がそれなりにこんな感じだと描いてないといられない。


けどほんとは未来なんてない。
お先真っ暗で、それはかなしいことじゃなくて、そうなんだと思う。
そのまんまなんだと思う。
頭でそう思っても、実際には明日の予定があるから
それに向かって動ける、というところがある。



けどその物語が悪いとかでもないと思う。
けど、紛らわしてばっかはいけないのだと思った。
だからこそ気づいてしまったという言い方になるんだと思う。




その胸にぐわんときたそのときを大切にしたい。
それはちょっとえげつないほどの、
生(なま)と呼ばす感覚な気がした。
これは、うん。
私がここにいて、いま生きているということなんだと思う。




おおう、とってもすごいことを
とんでもないことをしてしまってるんだ。
そんな風に思った夜であります。