果てさて、こうした意見は如何に考えたらよいものか。
自衛隊の目標は国軍になる事である。共産党が考えるような人民解放軍と言う考えは持ち合わせていない。
自衛隊の教育は、強くなれである。任務が多岐にわたり複雑する中でマンパワーを高める事が目標である。
先に奈良県の共産党が陸上自衛隊は人殺し呼ばわりをして、たいそう顰蹙を買った。
日本にとっての脅威とは直面する中国だけではない。ロシアも韓国も北朝鮮も、脅威の的である。
これ等の侵略軍との戦いは後の無い戦いでもある。幸いにして同盟国軍、米軍が持しているが、
平和安全法制の結果によっては、同盟破棄の危険性すらあった。
集団的自衛権を違憲として、法案を廃案にすれば喜ぶのは脅威の国々であって、同盟国の米国は悲しむ。
日本、ドイツ、インド、ブラジルなどが挙げる国連改革は、希望である。P5と言う米国、イギリス、フランス、
そして不協和音を奏でるロシア、中国が安保理事会を無効化してきた。シリアの難民の原因も、米国が手を引いたためと言うのも
あるが、安保理事会が動かないためとも言いえる。
この中にあって自衛隊は国防の中核であり最前線を形成する。
気持ちに少しでもゆるみがあれば、脅威の国々に押し切られてしまう。日本国民に他民族が圧制を加える瞬間である。
この防護壁を形作る集団を「そら恐ろしい」「ともかく、ぞっとした」とは日本人とはかけ離れた心境で、ひんやりしたものを
感じてしまう。此処で、共産党は、自衛隊を解消して中国の人民解放軍を最良とする政策に気付いてしまう。
日本を底辺から変えてしまおうと言う集団なのだ。それは、自衛隊や警察や海上保安庁を見れば、心寒くなるはずだよ。
長谷川幸洋氏が、空想主義と理想主義の日本政府と言う論文を書いた。
その内容は実に実態を反映していると考える。日本人と自衛隊とは現実主義に向うのである。
2015年10月17日(土)
自衛隊が車内広告占拠
首都圏JR、私鉄に観艦式広報
乗客「そら恐ろしい」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-17/2015101715_01_1.html

「部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールする」目的で18日に神奈川県横須賀沖で開催される自衛隊観艦式の広報ポスター が、JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中づり広告を貸し切り状態で占拠しています。イージス艦や潜水艦の勇ましい写真と合わせて描かれた、「誰かを助け たいという気持ちに国境なんてない」などのキャッチフレーズに、乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれました。 (野村説)
観艦式は、防衛省によれば「明治元年、天皇陛下をお迎えして実施された」のが始まりで、「最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することによ り、国際親善や防衛交流を促進すること」が目的とされ、「一般の方々が大迫力の護衛艦クルーズを体感」できることなどをうたい文句にしています。今回で 28回目。
広報ポスターは、東京都港区に本社を置く大手私鉄・京急電鉄のブルースカイトレインやJR東日本中央総武線の各駅停車車両、横浜市営地下鉄ブルー ラインの鉄道車両で1日以降、順次姿を現しました。1編成すべてが自衛隊の広報ポスター(10両編成なら140枚)で乗客の頭上が占拠されている状況も生 まれています。
乗客からは、「そら恐ろしい」(70代女性)、「ともかく、ぞっとした」(男性・世田谷区在住)などの感想が相次いでいます。
同様の広告はJR東日本の横須賀駅や横浜駅構内などにも張りだされているのに加え、「ハチ公」で知られる渋谷駅前交差点の大型電光掲示板でも放映されています。
防衛省海上幕僚監部の広報室は、ポスターは計1760枚刷り、車両の選定にあたってはイベント開催地を考慮したと話します。しかし、ポスターなどの製作経費や広告代については「申し上げられない」と回答しませんでした。