自然と音楽と・・/天山

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北斗七星と諏訪大社

2008-01-20 | 自然

「御柱祭」などで有名な諏訪大社というのは、諏訪湖を囲んで上社(かみしゃ)本宮・前宮の2宮、北側に下社(しもしゃ)春宮・秋宮の2宮の合計4宮で構成されており、その起原については諸説紛々で分かっていないそうです。私はその起原に守屋族という民族が深く関わっていると聞いた事があり、たまたま春宮で大社の宮司さんからその話を聞く事ができました。守屋族は無血で戦争せず大国主命へ国を譲ったとされ、平和で自然そのものを神とするというお話で、実際守屋族がいたと話してくれました。私のつたない知識では、この守屋族は諏訪大社本宮が御神体としている守屋山の頂上近辺にある大きな石の上で北斗七星を拝みながら瞑想をしていたとの事ですが、その守屋族はまだ現存していて諏訪大社を守っているという事を聞いた事があり、なんともロマンを感じていました。私が住んでいた旧高遠町には「もりやおろし」というのがあって真夏に守屋山で発生した巨大で強力で、すごい雨と雷をもって町へやってくる入道雲をそう呼んでいました。北斗七星と言うからには南方から船でやってきた民族なのだろうか?そんな民族が霊峰守屋山を見つけ、湖があって豊かなこの土地に住んだのだろうか?などと色々と想像は膨らみますが、はっきりした事は分かっていないのだそうです。写真は明治維新以前にあった守屋山を祀っていた建物で、昨年再建されたものだそうです。
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