近くのどんぐりと比べていただけるだろうか。
5センチに満たないこのねずみは「ひめねずみ」という。これで成人なのだそうです。近くを通りかかった女性も「かわいい～」と大喜びしていました。皆さんと同様、ねずみと言えば家のネズミを思い出しますが、ああいったクマネズミやドブネズミはかなりすばしこいのですが、このネズミはチョロチョロかなりゆっくりで、人が歩く早さよりも遅いので何枚も写真に納める事ができました。木登り上手で木のウロなんかに葉っぱを敷き詰めて巣を作ったり普段は降り積もった葉っぱの下にいて、ドングリやら小さな虫を食べるのだそうです。これだけ動きが遅いので、ふくろうにとってはかっこうのエサとなってしまう。
このネズミを見つけたのは先週の平日、登りの稲荷山コースで、滝山駅から一時間登ったあたり。平日だからかなり人が少なかった事もあり、帰りの表参道コースではキジバトだかキジっぽい鳥が歩いているのが見えたけれど、明らかにハトではない鳴き声を残して森の中に消えていった。高尾山には他にムササビとか猛禽類とかがいるってパンフレットには書いてあるけれど休日のあの人だかりの時には見るのはそうとう難しいんじゃないかなぁ。だからこそ出会えればラッキーって感じでとても嬉しいのだ。（⌒-⌒）v
