さすがにこの花は知っていました。別名マンジュシャゲ(曼珠沙華)。普通に道ばたに生えてました。開花時期が9/15日頃から9月の末頃まで。原産地は中国で、稲作と供に入って来た帰化植物とのこと。鱗茎に毒を持つ球根植物で、田畑を荒らすネズミやモグラ、虫なんぞがその鱗茎の毒を嫌って避けるので、田畑の近くに人間の手で植えられた植物だそうです。人が食べてもかなり有毒らしい。(何度も水にさらして毒を取れば食べれるので緊急の食用にしていた)。色々な異名があって日本ではちょっと宗教的な花ですが、韓国だと「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から相思華(サンチョ)と言うし、西洋では園芸に使っているし、学名のLycoris(リコリス)とはギリシャ神話の女神、海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたもの(wikipediaから)なんて書いてあるので随分と場所によってイメージが違うもんですね。自分なんかの場合、小さい頃からこの季節で見慣れているせいか、なんとなく秋の寂しさを感じてしまいます。この花が終われば秋も本格的に深くなって行きますね。
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