真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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無自覚な好意が示すモノ『ささやくように触れて』

2009-11-24 | 読了本review
本日はルチルの新刊で

崎谷はるひさん『ささやくように触れて』
 専門学校の入学金・50万を落としてしまった受様。振込期日は目前で
 親にも言えずに頭を抱えていると、バイト先イラストレーターが貸し
 くれる事になるのだが、条件が援助交際?!先生ってゲイだったの?!

今回は小説挿絵からブレイクしたイラストレーターと
攻様大ファンでアシスタントをしている専門校生のお話で、
受様視点である出来事をきっかけにお付合いするまでと
攻様視点で本編の裏側とラブラブな後日談を収録

崎谷さんのデビュー1年たった頃の十年前の
既刊『服を脱いで、僕のために』のリメイク版。

いろいろな要素が有って
他のリメイク版のように加筆修正されていないので
新人さんに多い無理矢理感が散見し、
現在の崎谷作品を読む気持ちで手に取ると
かなり物足りないお話です

売れっ子イラストレーターの攻様は
彼の雑用をするバイトを探していました。

彼のバイトにやってきた受様は
中学の頃に攻様を知ってからずっと攻様のファンで、
付き合っていた彼女にも呆れられる程の攻様フリーク。

将来は攻様のイラストに関わる仕事をしたいと
夢見ていた受様は
偶然にも彼のアシスタントをする事になり、
当初の仕事内容だった作品整理後は
寝穢い攻様をたたき起こして仕事をさせる事も
受様の仕事の一環となる程に馴染みます。

またゲイである攻様は
ファンとして原画の山に感動して賛辞を向ける
素直で立場をわきまえた受様を
非常に好ましく思っていたのですが
専門学校の入学金を無くした受様に
代価として援助交際を持ちかけます

二週間後の二人の関係はいかに

もともと受様を助けるためとはいえ
お金の代価として援助交際をもちかける攻様も、
元彼に援助交際を相談する受様も
かなり変わりモノですよ。

攻様がグルグルして逃げているうちに
受様の方がグングン迫ってきているのも
若さ故の一途さか負けず嫌いかと思うかで
読後感がかなり変わりそうです。

続編の攻様視点を見ると
攻様の不安はまだ続きそうですが、
受様が世慣れてリバった方が
しっくり落着きそうなカプですよ
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