誰にとってのお好みか『好みじゃない恋人』

本日も新刊で

洸さん『好みじゃない恋人』
　同期入社で自分と競うくらい有能な営業マンに密かに片想い中の受様。
　しかし偶然会ったゲイクラブで好みが同じ可愛い系と誤解され、
　あげくに可愛い後輩をどちらが先に落とすかまで競う事になり!?　
今回私的に一番ドギトキしたポイントは実はお題です
『好みじゃない』のは相手にとっての自分か、
自分にとっての相手なのか。
すっごく目を惹きませんか

二人は同期入社で営業成績を競うライバル同士ですが、
もともと男っぽい攻様を密かに良いなと思っている受様。
友人と連れ立ってゲイバーでも遭遇し
思いを伝えようとした矢先、
可愛い容姿の友人を自分好みと言いきる攻様に
お前が好きだとは言い出せなくなってしまうのです

その誤解のままに後輩を口説くライバルにされ、
あげくに後輩に失恋して意気消沈した彼を慰めるうちに
キスされて押し倒さてしまい・・・。

正にＢＬ的には王道な展開です。

最初はセフレ。
でも身体を繋ぐうちに
攻様にとっても受様は特別になっていきますが、
なかなかうまく気持ちを伝えられません。

ちょっとした事で怒りっぽくなる攻様に
ヤッパリ自分では無理だったのだと思う受様。
両思いなのにヤキモキしますね。
最後にまた人波あってハッピーエンドです

受様はずっと攻様が好きで
ハズミで関係をもったら攻様もメロメロになるという展開は
最後がわかっているだけに安心して読めますよね

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