本日はアズの新刊です
椹野道流さん『魂読者』
医療系の専門学校に通う受様は、料理の腕を買われて小さなバーで
バイトをすることになる。その店の奥ではタロットカードを操って
客を取っている男がいて、受様は彼がとても気になり始める…
椹野さんの新シリーズの開幕です
ある契約で人の心が読める手を持つ男と
理学療法士を目指す料理上手な専門学校生が
何らかの事件を解決していく
推理モノになるのかと思われますが、
今回はシリーズスタートなので
登場人物と設定の説明が主なので
生きる事に消極的で後ろ向きな攻様が
素直で前向きな受様と出逢った事で
生きる事に前向きになっていく様子がメイン
受様は医療系の専門学校で
理学療法士を目指す新一年生で。
受様は学費や生活費を自己負担すべく
長く続けられるバイトを探しますが
授業の内容が半端なく難しく
補講を受けざるを得ない受様には
不定期なバイトしか探せませんでした
そんな時、
同じ学生寮に住む年上の同級生に
知り合いのバーの手助けに
料理をしてくれないかと頼まれます。
オーダーをこなす事に夢中だった受様ですが
ふと店の奥のテーブルでカードを操ってた
全身黒づくめの男性に目を奪われます
まるで闇に解けるような雰囲気に包まれた
その男性こそ今回の攻様になります
攻様はその筋で有名な占い師で
予定がない時には今日のように
店の一角で客を取っていると言うのですが
あまり愛想が良くは見えません。
忙しく一日を終えた頃にはマスターに
このまま厨房に入らないかと持ちかけられ
受様は有りがたくお世話になる事にします。
受様の中で攻様の謎は深まるばかりですが
連絡もなく店を休んだ攻様の様子を見に
受様が彼のマンションを訪ね見ると
真っ暗なリビングルームらしき一室で
攻様がうつぶせて倒れていて
傍で不自然なまでに色白い長身痩躯の男が
腕組をして攻様を傍観していたのです
いったい攻様に何が起こったのか
そして泰然としているこの男は何者
攻様は元は優秀な脳神経外科医でしたが
ある患者と関わった事で悪魔と契約し
相手の心が読める「魔法の手」を授かります。
しかし悪魔の手は相手の全ての思いを伝えた為に
攻様は患者を救えなかったばかりか
自身も大きなダメージを追ってしまいます
それでも悪魔の手を活かすべく
ソウル・リーディングを始めるのですが
過去の償いの為に生きているだけの攻様が
受様との出会いでどうかをていくのか
ワクワクしながら面白く読めました
諸悪の根源の「悪魔の手」も
攻様が思っている程の威力は無いと思われますが
攻様の今後は受様の関わり次第の様ですので
早くも次巻が楽しみです


医療系の専門学校に通う受様は、料理の腕を買われて小さなバーで
バイトをすることになる。その店の奥ではタロットカードを操って
客を取っている男がいて、受様は彼がとても気になり始める…
椹野さんの新シリーズの開幕です

ある契約で人の心が読める手を持つ男と
理学療法士を目指す料理上手な専門学校生が
何らかの事件を解決していく
推理モノになるのかと思われますが、
今回はシリーズスタートなので
登場人物と設定の説明が主なので
生きる事に消極的で後ろ向きな攻様が
素直で前向きな受様と出逢った事で
生きる事に前向きになっていく様子がメイン

受様は医療系の専門学校で
理学療法士を目指す新一年生で。
受様は学費や生活費を自己負担すべく
長く続けられるバイトを探しますが
授業の内容が半端なく難しく
補講を受けざるを得ない受様には
不定期なバイトしか探せませんでした

そんな時、
同じ学生寮に住む年上の同級生に
知り合いのバーの手助けに
料理をしてくれないかと頼まれます。
オーダーをこなす事に夢中だった受様ですが
ふと店の奥のテーブルでカードを操ってた
全身黒づくめの男性に目を奪われます

まるで闇に解けるような雰囲気に包まれた
その男性こそ今回の攻様になります

攻様はその筋で有名な占い師で
予定がない時には今日のように
店の一角で客を取っていると言うのですが
あまり愛想が良くは見えません。
忙しく一日を終えた頃にはマスターに
このまま厨房に入らないかと持ちかけられ
受様は有りがたくお世話になる事にします。
受様の中で攻様の謎は深まるばかりですが
連絡もなく店を休んだ攻様の様子を見に
受様が彼のマンションを訪ね見ると
真っ暗なリビングルームらしき一室で
攻様がうつぶせて倒れていて
傍で不自然なまでに色白い長身痩躯の男が
腕組をして攻様を傍観していたのです

いったい攻様に何が起こったのか

そして泰然としているこの男は何者

攻様は元は優秀な脳神経外科医でしたが
ある患者と関わった事で悪魔と契約し
相手の心が読める「魔法の手」を授かります。
しかし悪魔の手は相手の全ての思いを伝えた為に
攻様は患者を救えなかったばかりか
自身も大きなダメージを追ってしまいます

それでも悪魔の手を活かすべく
ソウル・リーディングを始めるのですが
過去の償いの為に生きているだけの攻様が
受様との出会いでどうかをていくのか
ワクワクしながら面白く読めました

諸悪の根源の「悪魔の手」も
攻様が思っている程の威力は無いと思われますが
攻様の今後は受様の関わり次第の様ですので
早くも次巻が楽しみです
