❝大学の入学時期を9月に改める試み。2011年7月、東京大学(東大)の浜田純一学長が「15年までの全面移行を目指す」と発表し、大きな波紋を呼んだ。スローガンは「よりグローバルに、よりタフに」。世界標準となっている9月入学に合わせることで、日本の留学希望者や海外からの留学生、研究者の受け入れの障壁をなくし、海外トップ校との交流を促進することで、グローバル化に対応できる人材を育成するのが狙い。東大の構想では、入試の日程は変更せず、高校卒業から入学までの半年間をギャップイヤー(ギャップターム)として、留学、語学研修、インターシップ、ボランティアなど、知識習得や社会体験に充てさせたいという。その空白期間の身分は、大学生ではなく「大学入学予定者」になるという。
九州大学を始め、旧帝大のいくつかも検討に入っており、文部科学省も歓迎ムード。また、国際社会で通用する人材を望む産業界も、大学生の国内志向脱却の契機として期待を寄せる。こうした高評価の声を受け、現政権(野田内閣)も各省庁に検討の指示を出し、国家戦略会議でも具体的な議論に入る予定(2012年2月末時点) 。❞ (大迫秀樹 フリー編集者 / 2012年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について
既に、見放されつゝあるグローバル化で押し出してはいるが、内心は少子化に依るが学生数の無現象を国費を使って補いたいという思惑が見えてくる。東大の思惑を離れて、九月入学に変えたのは国費を使って外国からの留学生を受け入れたい無国籍財界の意向を、政府が全面的に協力する為である。
極短期留学が多い👇図のは、留学の目的が語学留学👈国内の外国語学習の完備で対応出来る。
近時の日本からの留学生の割合は、同年代の日本人の5%であるが、危険なグローバル化の終息と共にこの割合は大幅に減少し、2%位に落ち込んで行くことが予想される。
莫大な国費と国民に多大な労苦を強いる9月入学は、早晩見切るべき!
処で、グローバル化も入学時期の見直しも総て民主政権の政策を安倍内閣が受け継いだもの。此処の処を忘れて、安倍をマンセーする馬鹿は日本に住む資格無し!
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