魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【マクロ経済学を一緒に勉強しよう!其の(35)】

2018-01-02 23:36:47 | マクロ経済の基礎の基礎

  金融政策でも国民所得を増やすことが出来る⇒景気を良くする。

 然し、金融政策は無制限に出来る訳では無い。

金融政策が上手く行か無く成る説明

 此れ迄、

 貨幣供給量の増加→利子率が下がる→投資Iが増える⇒景気拡大

 貨幣供給量の減少(金の供給量が減って金が借り難く成る)→利子率が上がる→投資Iが減る⇒国民所得の減少

とり説明であった。


流動性の罠

 利子率が極限迄下がる→金融政策の効果が無く成って仕舞う状態と成る👈「利子率が其れよりも下がら無いので、『此れ以上投資需要を増やすことが出来無い』と皆が感じて仕舞い、景気対策の効果が無くなって終う」のである。

利子率が可成り低い

債権価格が可成り高い状態にある。

利子率=利子/債券価格

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【マクロ経済学を一緒に勉強しよう!其の(20)】☜左クリックして開いて再読すべき

利子の額が一定の場合、債券価格が高く成ると利子率は小さく成る。


債券の価格が軈て下がることを期待して債権を買い控えする。

債券を買わ無く成ると、債券価格は其れ以上、上がら無い。


利子率は其れより下がることは無い。

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 👇のグラフの様に、貨幣供給を増やし続けてもLM曲線は下にシフトし無い。

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金融政策によって利子率を下げることは出来無く成る。

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金融政策によってYを増加させることが、出来無く成る。

金融政策は破綻する。 

 

 

つ づ く

※ 本投稿文中の綴りや語句の使い方や理論分析の誤りは、適当に解釈して貰うか、コメント欄で指摘して頂きたい。


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