如何やら農道を昭和五十八年の完成後に盛り土した土の土質は、含水比が高くなる火山灰土の黒色土である。火山灰から生成した黒色土は、粘着力は低く、含水が高くなる傾向にある。地震での揺さ振りに咥えて度重なる豪雨によって黒色殿間隙の含水量は、此処の処急激に高くなったと思われる。其の結果、もしかしたら黒色土は飽和度に達し、今迄黒色土で包んで支えていた比較的大きな石や埋め土時に放り込んだ解体後の建築材等を黒色土が包み込み強度が大きく下がったものと観られる次から次の大小の石などが、崩落し始めた。此れも、今の処一気の崩落に繋がるかは断言できない迄も次第に危険度が益していくことは否めない。
此の崩落に依る危険度は、2m以上の高さの法面がある田圃側が大きいが、民地側の法面の崩壊は自宅地から外に出ることも儘なら無く成って仕舞う。崩落したら、迅速に対応するとしても、先ずは崩落させない様に此の際後々も万全な対策をして貰いたい。抑々、宅地の前に在んな大開溝を或ること自体間違いなのである。
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