【国家主義 statism】
国家主義は何よりもまず国家を人間の社会結合の中で最高のものと考える立場を指す。したがってそれは単に国家の存在を肯定するにとどまらず,他の主張に対して国家の最高性を攻撃的に擁護する立場であり,かつては教会権力に対して世俗国家の自主性の擁護として,あるいは倫理や宗教に対する国家の優越性を求める国家理性論としても現れた。また近代では個人主義や自由主義,マルクス主義,無政府主義といった思想潮流と激しく対立した。
この論旨は一般的であるが、【国粋主義】との混同であり、決め付けの強烈な無理がある。
国家主義は無政府主義と対立するもので、元々国家とは外国を意識して初めて存立維持するもので、排外を其の原質として持つ。国家を構成するの本源は人である。ならば、国家は外夷の人に対して排外で無ければならないものである。
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