別称制が長い歴史の中で定着している国なら「家族制度」は護られるが、同姓制が明治以来定着した日本は、国民がバラ々にされる。
① 何故、結婚するのか(結婚の意義や理由):結婚について(占い・診断)詳細は☟ https://marriage.hanihoh.com/txt/k1
② 家族とは何か?家族の定義・意味や範囲・機能と親族との違い https://fromportal.com/kakei/household/life-events/family.html 人間は独りでは生きられぬ。米国でも夫婦は殆ど同性☜血縁の絆(結婚=擬制の血縁)が必要だからである。
👆の要点魚拓
① なぜ結婚するのか(結婚の意義や理由)
そもそも結婚って何?なんで結婚なんてものがあるの?
これはとても大事な疑問です。そもそも、結婚って何なんでしょう?
結婚というのは「約束」「誓い」です。同性婚などもありますが、主に男女間で「結婚しましょう」と意思を確認し合って、「結婚しました」と社会に知らしめます。婚姻制度がある社会なら、入籍などをします。
「誓いを立てる」「約束する」というのは、信頼を高める行為ですよね。犠牲を払って(不自由を背負うなどの覚悟を示して)信頼を高める行為です。「ほかの人と浮気しません。この人を大事にします。生活も二人で協力して生きていきます。」などという制約を背負うこと、それを世間にも相手にも誓うことで、なかなか簡単には裏切れなくなるわけです。そこまでの覚悟があります、制約を背負います、という姿を見せると信頼感が増します。安心します。
そういう安心がないと、いつまで経っても若い女と奪い合いとか、野生動物のように男同士での決闘が続くとか、世の中が殺伐としてきます。それに、二人もなかなか安心できず、例えば(信頼できない相手とは)子供をつくるとか家を買うとか大きな決断がしづらくなります。ですから、こういった覚悟を示す行為で信頼感を補強するわけです。誓いも何もない状態から信頼関係を作るよりも、階段を三段飛ばしぐらいで多少は安心できる状態からスタートできる。気持ちが落ち着く、社会も(ただの野生の猿よりは)ちょっと落ち着く。
という感じのメリットがあるので「結婚」というものがあるわけです。まぁ残念ながら簡単に裏切る人もいるわけですが…。
「なぜ結婚するのか」を考える場合には、いろいろな側面がありますが、まずは「なぜ結婚の制度があるのか」という視点です。さきほど説明した通り、お互いに不自由を背負うような誓いを立てることで、信頼感が増し、安心できるからです。
安心は、油断も生みますが、「その先のこと」に気持ちを向けられるという効果も生みます。「その先のこと」というのは、先にも少し挙げましたが、家を買ったり出産するなどのリスクを伴うイベントなどがそれに当たります。そういったことに向けて集中しやすくなるのです。
え?「なぜつがいになって一緒に生活するのか、出産するのか」ですか?それは・・・ヒトという動物について語る必要がありますが、横道にそれすぎるので割愛します。
結婚する理由や意義2(愛と寂しさ)
「なぜ結婚するのか」を気持ちの面で考えた場合、やはり「好きな人とは一緒にいたいから」とか「一人で生きていくのは寂しいから」という声が聴こえてくるのではないでしょうか。誰かと一緒にいたい、できれば好きな人と一緒にいたい、一人は寂しい。では、なんで一人だと寂しいのでしょう。なんで好きな人(愛した人)と一緒にいたいのでしょう。なんで、は尽きませんね。
そもそも「寂しい」とは何かというと、自分の存在を誰も気にしていないとか、いてもいなくても同じとか、そういう風に自分を「小さい存在」と感じてしまうことです。細かいことは省略しますが、人は、存在が小さくなって消えてしまうことをとてもとても恐れているのです。誰からも必要とされていない、誰からも関心をもらえない、みんな自分を忘れている。そう感じると、寂しくて寂しくて仕方がないのです。逆に、みんなからその存在を必要とされ、いるだけでありがたいと思われ、大切にされると、寂しさが減っていきます。心が満たされます。
だから、愛されたいんです。「愛する」というのは、ある人を(人に限りませんが)唯一無二の存在だと感じて大切にすること、とここでは説明しています。君は君しかいない。金があろうとなかろうと、料理が上手だろうと下手だろうと、つまり価値があろうとなかろうと君は君しかいない。唯一無二の大切な存在なんだ。そう思われたいわけです。誰かにとって大きな存在でありたいし、それが安定的であれば、なおさら心が安らぐのです。
悲しいことですが、基本的に「親」は先に亡くなります。そうしたら、誰が自分の存在を大事に思ってくれるのでしょう。自分の存在をそばで見てくれて、自分の存在を大きく感じてくれる人として最も有力なのが、結婚相手であり、子供なのです。
結婚する理由や意義3(結婚したくなる背景)
「なぜ結婚するのか」をまた少し違う視点で眺めてみましょう。直接的な結婚する理由ではなく、ふと結婚したくなるような、その「背景」「流れ」についてです。
多くの人は、中学、高校、まぁ人によりますが大学や社会人という流れを経て20代に入ってきます。それまでの人生は、変化の連続でしょう。目の前には「やるべきこと」が毎日迫ってきますし、人生は始まったばかりですし、まだ寿命が尽きるまでも遠くて、ただただ転がるように生きているだけです。ですが、二十代半ばぐらいから、どうでしょうか。
中には、人生を賭けて挑むべきことがはっきりしているような人もいますが、多くの人は社会人になってから徐々に「単調さ」が出てきます。次の給料日を待ちながら働いているだけだったり、仕事が嫌いではない人でも、一生懸命に働きながら「いったい人生どこに向かっているんだろう」という感じが出てきたりします。生きている意味を肌でビリビリ感じるような日々を送っているような人なら、そうはならない可能性もありますが(そういう人は結婚が遅いことが多いでしょう)、多くの人は何のために生きているのかだんだん分からなくなってくるのです。お金を稼いで何かを買ったり、より良い彼氏に取り替えて、それを繰り返して死ぬ。それがいったい何なのか、と。
そこに「結婚」があるのです。結婚する直接的な理由ではありませんが、この先これといって発展性がないとか生き方がよく分からないというときに、多くの人に「結婚」が横たわっています。
あなたの人生観は?真剣に考えよう!
人生観は様々です。育った家庭環境が悪くて、結婚というものに希望を抱けない人だっているでしょう。何かの研究に没頭していて、それに時間の全てを賭けたい人だっているでしょう。
我々は「結婚したほうが良い」と言うつもりは全くありません。でも「結婚や出産について、人生について、真剣に検討したほうが良い」ということだけは全力で言わせていただきます。
結婚できなかった、子供を授からなかった、というのは仕方がないことです。でも「真面目に考えなかった」「あのときもっと真剣に考えればよかった」は、あまりにもったいないのではないでしょうか。もし「人生なんて深く考える必要がない、行き当たりばったりで成り行き任せで良い」という信念を持つ人がいるならそれはそれで良いのですが、その信念ですら、ちゃんと真剣に考えた末に辿り着く必要があるでしょう。簡単に悟った気になってはいけません。ここはとことん葛藤して悩む価値がありますし、分からないなら分からないで「考えまくったけど分からなかった」をしっかり持っておいたほうが良いでしょう。
結婚したい、したくない、仕方なくする、などなど何でも良いのですが、悔いがないよう、とことん人生観を練って悩みましょう。
② 家族の意味は助け合いや精神的な繋がりであると考えられます。心の安らぎを得ることや子どもを育てることが家族の中心的な役割と考えられているようです。
まとめ
- 家族とは、血のつながりがある人や婚姻によってつながりがあって、困ったときに助け合うことができる精神的な結びつきがある人のことを意味します。人によって家族と考える範囲は異なります。同居していることや扶養していること、生計が同じことは必ずしも家族の条件とはなっていません。心の安らぎを得ることと子供を育てることが家族の中心的な役割と考えられています。
- 親族とは法律上(民法)の用語で6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族とされています。民法で定義されていることもあって、家族よりは範囲がはっきりした形で用いられています。孰れにしても、歳を取ったり、病気の時に家族や親類のおおいことはどれだけ助けになるか?国や自治体は個人主義の下では、単なる「処置」をしてくれるだけと認識すべし。
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