魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【GHQに憲法を押し付けらたとするのは統一ちょんと其の一派の似非保守政治屋②】

2015-07-28 22:51:02 | 憲法考
 其の後、民政局のホイットニー局長の号令で「運営委員会」が構成され、その主導のもと、行政・国会・人権など各分野の「小委員会」が作られた。草案作成は、この「小委員会」毎に第一次案を作り、それを運営委員会で条文間の整合性などを検討し乍仕上げていくという方法で進められた。現在屡く言われる「日本の憲法はGHQが作った」というのは、此の草案作成作業に因るものだ。此の時、GHQ内でも、同じような意見が在った。「米国の政治理念と日本政府の行動との不一致がある。」という件が主流であった。

 運営委員であったケイディスの回答は、次のようであった。
「成程、造るべき憲法と日本政府の間に不一致はある。然し、日本の中にもリベラルな憲法思想がある。」事実、前述の日本の民間の「憲法研究会」が作成した「憲法草案要綱」をGHQは草案作成作業にあたって大いに参考にした。

 日本人にも無知な馬鹿が居て、「現憲法はGHQが2,3日で纏めて日本に押し付けたものだ」何ての出鱈目をそこ々大学を卒業しているにも拘らず信じているのには呆れるばかりである。

続く。


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