【マクロ経済学を一緒に勉強しよう!其の(31)】☜左クリックで開く
政府の政策を考慮して、先ず政府支出Gを入れて書き直して試る。
(総供給)Y=C+I+G(総需要)
✱ 政策とは政府が実施する「財政政策」と日銀が実施する「金融政策」の二種類がある。
① 財政政策によってIS曲線は如何動くか?
✱ 財政政策とは「政府支出の大きさとか税制を変えることに依って経済の状態を変化させる政府の政策」を言う☜政府が使うお金や被課税者から取る税金の額を変えて、景気を良くする等をすること。
此処では、景気を良くする(国民所得Yを増加させる)為の財政政策を考える。
✱ 「政府支出の大きさを変える」☞Gを増やすということ。
✱ 「税制を変える」☞減税をする☞Tを減少する。
Gが増加した時、IS-LM曲線は右上方に動く。
総需要と総供給の均衡が取れる式は、以前に出て来てる。
Y=C+I+G
● 右辺のが増える⇒左辺のYか増える。
● 政府が支出を増やす⇒少なくともその分だけYが増える。
Yが増えると⇒民間消費Cも増える⇒企業の売り上げが伸びる⇒企業は生産を拡大させる為借金をしようとする⇒利子率は高く成る(結局、Yもrも増加することに成る)
以上をグラフ化する(👇)と、右上方に座標が移るということである(曲線上の凡ゆる点が同様に右上方に移ることに成る)⇒IS曲線自体が右上方に移る。
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反対に、Gを減らしたりTを増やしたりすると、IS曲線は左下方に動くことに成る。
✱ 次回は、「IS曲線が右上に動くと、如何成るか?」を知る為に、同時にLM曲線と一緒に描いてみる。
つづく
※ 本投稿文中の綴りや語句の使い方や理論分析の誤りは、適当に解釈して貰うか、コメント欄で指摘して頂きたい。
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