(御浚いも含めて)
今回は少し難しい処である。一緒に頑張りましょう。
国民総生産 〔gross national product〕
一国において一定期間(通常一年間)に生産された財貨・サービスを市場価格によって評価した総計。ただし,企業間で売買される原材料は除く。一国の経済の大きさを測る尺度となる=GNP 。
国民総生産=[通常一年間に生産された財貨・サービスを “ 市場価格によって評価した ” 総計]-[企業間で売買される原材料]
国民総支出〔gross national expenditure〕
支出面から国民総生産をとらえたもの。一定期間(通常一年間)に政府・企業・国民が消費や投資に支出した総額と経常海外余剰の合計=GNE 。
国民総支出=[一定期間(通常一年間)に政府・企業・国民が消費や投資に支出した総額]-[経常海外余剰]
✱ 経常海外余剰 : 国民所得統計における海外勘定の一項目。財と非要素サービスの輸出および海外からの要素所得受取の合計から,財と非要素サービスの輸入および海外からの要素所得支払の合計を控除したもの。国際収支のなかの経常収支から移転収支を引いた差額に相当する。
✱ 非要素サービス :
要素サービスとは、
①「コア・サービス」
…顧客にとっては企業から提供されて当たり前のサービスのこと。
②「サブ・サービス」
…コアサービスに付随するサービスのこと。
③「コンティンジェント・サービス」
…トラブル時の対応など、非定型的なサービス。
④「潜在的サービス要素」
…企業が計画したものではなく、顧客に勝手に感じる便益。
…顧客にとっては企業から提供されて当たり前のサービスのこと。
②「サブ・サービス」
…コアサービスに付随するサービスのこと。
③「コンティンジェント・サービス」
…トラブル時の対応など、非定型的なサービス。
④「潜在的サービス要素」
…企業が計画したものではなく、顧客に勝手に感じる便益。
のことを言い、非要素サービスとは①~④を除いたのサービスを言う。
✱ 海外勘定 : 新国民経済計算体系(新 SNA) 統合勘定の一勘定。この勘定は家計,企業,一般政府などの各経済部門による,すべての海外との取引の総括表である。この内容の詳細は,新 SNA推計では国際収支表をやや修正した海外取引に関する付表において示されており,同付表の要約表となっている。
✱ 経常収支 : 国際収支のうち貿易収支と貿易外収支、移転支出(国際収支のなかの経常収支の一項目。政府および個人の贈与・寄付・賠償など,対価を伴わない物資・サービス・資金の収支と支出。 )を合計したもの。又は、国際収支のうち資本収支を除いたもの。
✱ 資本収支 : 国際収支のうち,資本取引(国際間の有価証券の売買,資本の貸借その他,債券・副無に関係のある取引の総称。)によるもの。長期資本収支と短期資本収支に分ける。
生産されたものの市場で評価された付加価値の累計の総額=誰かが購買して支出する総額
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国民総生産=国民総支出=民間、政府、外国が買う
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国民総支出=民間消費+民間総投資+政府支出+形状会海外余剰
ここで民間投資の投資の意味には、株や土地への支出は「付加価値」への支出と成らないので、此れ等は省く。投資も消費と同じく需要の増加につながるので好景気を造るが、消費は一時的なものだか、「投資も消費と同じ効果はあるが、投資は将来を見据えた需要の増加も見込めるもの」である。☜此れを、投資の二重性という。
(重)在庫投資~将来も売れ筋と見込んで標品を仕込む投資。⇒売れ残りとなる場合もある。売れ残りも経済学では在庫投資と分類する☜?☜売れなかった在庫投資も自分が買ったものであり、消費されなくとも「在庫投資と分類」と分類されることによって、「売れ残り」には倣成ら無いとされる。
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国民総生産=国民総支出=民間消費+民間総投資+政府支出+経常海外余剰
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