ネットの論評には、学識とは程遠い感情的或は直感的論評に引き摺られて居るのか?其れに引き摺られて一流?の報道機関の記者の論評や政治的解釈も好い加減なものが多い。巷間沸騰している「統一教会の政治関与(主に選挙支援に関わる)」の問題も今一度、憲法の条項を能々見直すことも無く?発言或るは記事にしているものが多いと感じざるを得ない。
抑々、此の問題を正しく解釈するには、国民が如何なる権利義務を以て日本国家を支え、其の恩恵を受けて居られるかは、日本国憲法第3章に書かれている。訳ても、「信教の自由」については、
第20条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
との条項で書かれている。然も、👆に書かれていることは総て、憲法第3章各条項と関連して解釈すべきである。各々は、その関連付けを確認する為憲法第3章各条項を見直し、宗教団体が如何のような場合に「政治上の権力を行使」するか?、更に、其の場合が「如何して『宗教団体の政治上の権力を行使』に中るか?」憲法第3章各条項と見較べて判断すべきである。如何にも、其の中で特に関連あると思われる条項は、憲法第3章各条項にちりばめられているので各々目を凝らして第20条第1項の条文と照らし合わせて読んで頂きたい。
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