魂魄の狐神

天道の真髄は如何に?

【市も県も土地改良も「責任」とは如何にして生じるか全く分かって無いようだ。もしかしたら態と❔】

2022-10-23 21:14:31 | 人権

 人間の行為が自由な行為であり、その行為の原因が行為者にある場合に、その行為ならびに行為の結果に関して、法的または道徳的な責任が行為者に帰せられる。したがって、外部から強制された行為や、幼児や精神錯乱者の行為に関しては、その原因が行為者の自由な決定のうちにはないとして、責任が問われないのが普通である。そしてこの二極の間に、行為の責任をどこまで問いうるかに関して、さまざまな段階が考えられる。行為に関して、その意図よりも結果を重視するのが責任倫理であって、意図の善(よ)さに重きを置く心情倫理に対立する。サルトルも実存の自由な創造には責任が伴うことを強調した。また責任は英語ではリスポンシビリティresponsibility、ドイツ語ではフェルアントボルトゥングVerantwortungで、いずれも他人に応答する責めを負うことを原義とするが、人間の本来的関係を「我(われ)と汝(なんじ)」に置く見方からは、責任は本来、汝に対する我の応答であるとされる。

[宇都宮芳明]


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