「夏の終わりは」

★★★irasuto「想い」★★★

「もう秋ですか」


小麦色したあなたの肌

あの熱く重ねた唇さえ

あなたはもう忘れたと

夏の恋の終わりだと

そんなにも寂しい言葉で

あの夏の熱く燃えた思い

さえも夏が過ぎれば

忘れられるとあなたは

柔らかな秋の日差しに

熱い愛は終わったと

優しい秋の風にのって

あなたは去って行く

秋の夕暮は私には

寂しすぎますあなた！


「続かない　熱い夏に生まれた恋　秋風吹きて　消えてゆくのね」

「心」

★★★irasuto「白と黒絵」★★★

「荒む心で」
　positive　sinking

ふるさと思うと
甘く切なく浮かぶ
四季折々の姿
心懐かしく思いだす
雪埋もれる季節に
心閉ざしてじっと耐え
叶わぬ夢と遠く見て
旅立つ歳を待ちわびて
夜汽車に揺れて
都会の街角希望見て
ネオンの瞬きに
太陽忘れても
夜に咲くこの花
化粧花はひまわり忘れ
都会の宵待ち草
人待つ女となっても
故郷置忘れられず
心の片隅置き忘れて
ふるさとの山河
若草に匂う山々を
越えた空蒼き空
思い出浮かびて
頬を涙が伝わるときも
明日になればと夢追いかけて！



「定めなれ　誰も知らずに心泣く　奈落と堕ちて　夢見る明日へ」