★★ illustrationー「華やかに赤」★
「暮れゆく秋に」
秋は落日我が身と重ねみる
山脈の麓町秋は駆け足で去る
海辺町と違って早く寒さが襲う
あの・・・暑かった夏は何処へ
四季が移り変わる時心を襲う
淋しさと移りゆく時への喜び
心は敏感に揺れて来る時へと
順応して秋の寂しさを感じる
一日一日ひと月ひと月が大切
積み重ねて歳を重ね行くは
淋しい年齢となりました
思い出が多く残り明日が来る
希望に生まれ今老に悔いる
人は一人生まれ老いる時寂し
不安の中深い霧の中求める
終の棲家は何処ですかと
心細く私も歩くのだろうか
若き血塩心の残して思う
忘れられた時に青春は
遠く思い出だけを残し過ぎてゆく!
「人生の 終わりゆく時を考え 在るが侭にと 我身を任す」