われわれが人生の意味を問うのではなくて、われわれ自身が問われた者として体験されるのである。人生はわれわれに毎日毎時問いを提出し、われわれはその問いに、詮索や口先ではなくて、正しい行為によって応答しなければならないのである。人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、人生が各人に課すこと、日々の務めを行うことに対する責任を担うことに他ならないのである。 (夜と霧)
人間は価値の実現をめざし、「意味への意志」を持つ存在であるという。人間は自らの人生を意味によって満たそうとする存在であり、それが阻害された時に実存的欲求不満が生じ、心の病に陥るのであるという。
フランクルは精神科医。
今朝のコメントありがとうございます。