天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

水木しげるさん

2006年03月25日 | 自我

 あなたの本を初めて読みました。「生まれたときから『妖怪』だった」(講談社)。          

 あなたの生き方には、理由は分からないが共鳴するものがある。水木さんは「食う・寝る・大便」が重要テーマだそうだ。 分かるような気がする。

  

 天星は生きたいから生きている。好きなことだけをする。無理をしない。損得を考えない。ぼ~っとしている。何かを残そうとしない。あくせくしない。感謝の精神で生きる。そうしていると他人様のことに関心が薄くなる。わたしわたしがというのもない。

 

 これは他の自己と人体を無視するということではない。排除はできない。気にしなくなるのだ。自我のない「空」とでもいうのか。いや天星には「空」が何ものかが分からない。もともと「空」を目的としない。目的を持つとだめだと自己が言っている。だから自我を薄くしようとも思わない。肩書きも無用だ。肩書きを持つとろくなことがないと自己がささやいている。

 

 自我がある限りすべての生き物と争う。天星は天然界で生かされている命としか言いようがない。自己の役割は何?と自問することもない。川の水の流れのように。自我はあるから65億共鳴。感謝。好きなことをする。生涯一平が良い。ただ世間を演じるのみである。ブログを書くのも書きたいから書いているとしか現時点では表現できない。

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