我が家で飼っているネコちゃんのお母さんは
札幌から数時間離れた町に住む、ルーシーがお世話している地域ネコのうちの1匹で
お父さんは、「誰の世話にもならねぇよ」みたいな気象の荒いオス猫で
通称「デニーロ」です。
「デニーロ」と命名したのは、ルーシーと一緒に地域ネコのお世話をしている姪っ子ちゃんたちなので
いつか、その由来を聞いてみたい。
話を本題に戻します。
我が家のネコちゃんのお母さんは、去年の春、4匹の子猫を産みまして
それぞれみんな里親が見つかり、みんな大切に可愛がられて暮らしています。
お母さんネコは、その後2度ほど出産をしましたが、残念ながらどの子も無事に育つことは出来ず
お母さんネコも、夏ぐらいから全く姿を見せなくなってしまったそうです。
人懐っこいネコなので、もしかしたら誰かのおうちにお世話になっているかもしれませんが
ルーシーは「多分、もう会えないと思う」と言っていました。
去年の秋、私たち家族は札幌から数時間かけてルーシーが住む町まで行って
お母さんと子ネコを再会させることが出来ましたが
どうやら、親子の対面は、もう出来ないかもしれません、
なんだか寂しい。
そこで私は、最近我が家のネコちゃんに
「私が本当のお母さんです」
と、伝えています。
ネコって、人間のことを「不器用なネコ」だと思っている説があるらしく
どうせネコだと思われているのなら、お母さんでもいいじゃないかということで
自称「お母さん」になってみました。
あなたのお母さんは、人間界でもかなり不器用でそそっかしくて
運動神経も鈍くて声も大きくて、アゴを使ってあなたの毛繕いをして顔中毛だらけになるし
ネコ界では全然ダメなネコかもしれないけど
私が、あなたの本当のお母さんですよ。