昨日の夕方、重い腰をどっこらしょと持ち上げて
ようやく、先日拾った落し物を交番に届けに行くことにしました。
ウエスでぐるぐる巻きにして、更に梱包用のパッキングシートで包み
厚手のビニール袋を二枚重ねにしたものに入れて、交番へ届けにい・・・。
いなぁ〜い!!
巡回中だから仕方がないと言えば仕方がないけれど
ほんっとぉーに、いて欲しい時にいないんだよね。
せっかく重い腰をあげたというのに、このまま持って帰るのも癪なので
仕方がない、もう少し先の警察署まで持って行くことにしました。
厳重に包んであるとはいえ、物騒なものをもって、警察署へ出頭することになるとは。
たまたまなのか、わざとなのか、本当にうっかりなのか、一体どついうつもりだ、落とし主。
警察署では、若くてイケメンなのに、私よりも背が低い警察官が対応してくれました。
背後を、可愛い婦警さんや、ガタイのいい「いかにも」なおっさんが行ったり来たりする中
建物や道路が詳細に記載された地図帳を広げて
何月何日何曜日の何時ごろ、何処で拾ったのか、どのような状況で落ちていたのかを聞かれ
確認のためにもう一度同じことを聞かれ、私の名前と住所と電話番号も聞かれ
最後に、拾い主が落し物を受け取る権利があるが、どうするか聞かれました。
欲しいわけないじゃないかと思いながら、流れ上、一応聞かなければならないのだから、仕方がないのだろうと
「要りません」
と、答えました。
更に、危険な落し物をぐるぐる巻きにしたウエスと梱包用のパッキングシートと厚手のビニール袋2枚は私のものなので
それを持ち帰るかと確認されたのですが、当然要るわけがないじゃないかと思いながらも、これも、流れ上、一応聞かなければならないんだよねと思い
「要りません」
と、答えました。
やっと手続き完了。
「お疲れ様でした」
イケメン若手警察官の笑顔に、ほんの少し癒された気持ちになり
もしかして、これがお駄賃なのかと思いながら、私は警察署を後にしました。