どんぐり工房小学生クラス、9月1週目は「六角パズル」を作りました。
長い長い夏休み明けは、簡単で遊びの要素が多い工作をいつも考えています。
この「六角パズル」、マジックのようにどんどん面の色が変わっていくところが楽しいんです。
でも、作るのがちょっと難しい
・・・っていうか、私自身理屈を理解しているわけではないので、教科書通り、その通りにやるしかない
まず、正三角形を16面つなげて正確に折り目をつけるのですが、これは私がやっておきました。
何故なら、この正確さが欠けるとパズルとして成り立たないので。
次に見本通りに「あ」から「て」まで、各三角形に書き込みます。
「あ」の裏と「て」に〇印をつけておくと後で糊付けするときにわかりやすいです。
またまた見本通りに織り込んでいきます。
次も見本通りに折っていきます。
最後に「あ」の裏と「て」を糊付けします。
糊がはみ出るとあとでエライことになるので要注意
形ができたらキンキラシートを3枚、油性ペンで3色に塗ります。
それを6枚の三角形に切り取り、
パズルのひらがなを隠すように貼っていきます。
裏にも貼ります。
面をクルリとひっくり返してもう一色貼ります。
教科書にはこれで完成と書いてありました。
六角形の中心を山の頂上になるように折ってからその頂上を開くようにクルリと返すと違う色が出てきます。
それを繰り返して遊びます。
「わぁ~、できたぁ」
こどもたちもご満悦
と思っていたら、
「先生、白い面がまだあるよぉ」との報告。
「ギョ、謎の面だぁ~」
頑張ってもう一色キラキラシートを着色して切って貼って一安心。
すると又「先生、また謎の面が」
と白い面を発見。
結局謎の面全部で3面、つまり始めから想定していた面と合わせると計6面ありました。
教科書には書いてなかったぁ
ということで、6変化のパズルとなったわけですが、何しろ理屈がわかって指導しているわけではないので、
「せんせー、謎の面出してぇ」と言われても簡単には出せない。ただただ偶然を願いやってみるのみ。
ま、子どもたちはその辺(指導者の弱点)はよくわかっていて、子ども同士で解決する場面も多いどんぐり工房です。