テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

メッシ、メッシ、メシ、満腹にならずメッシ

2010-04-07 11:27:52 | サッカー
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦、バルセロナのメッシは前半の3得点でも満腹にならず、後半43分に4点目のゴールを決め、アーセナルを粉砕した。スペインリーグ2位のバルセロナは、首位レアル・マドリードとの頂上決戦を控えているのに、楽勝の試合で最後まで手を抜かなかったわけだ。私が見られたのは残念ながらニュースでやった1点だけ。

インテルも先取点を取った時点でCSKAモスクワに楽勝ムード、そのまま押し切った。この試合、オランダ代表のスナイダーがFKで決勝点を挙げた。本田圭佑のFKは外れた。カメルーン代表エトーも最後に惜しいシュートを放ったらしい(見ておりません。すみません)。

敗れたとはいえ、アーセナルの先制ゴールはオランダ代表デントナーだった。バイエルンミュンヘンのオランダ代表ロッベンは今夜登場するはず。

本田圭佑の8強登場はめでたいが、ワールドカップ一次リーグの対戦相手にはすごい奴らがいるものだ。それにしてもメッシのアルゼンチンでなくてよかった。今夜の日本代表はどんな試合を見せてくれるのか。

全米学生バスケ決勝、ブザ-ビーターならず

2010-04-07 09:10:07 | バスケットボール
強豪デューク大にバトラー大が挑戦したNCAAトーナメント決勝。判官びいきしながら生中継を観戦するつもりが、気づいたときは試合が終了していた。夜の録画放送は眠くて眠くて途中で放棄。いい試合だったのにもったいない。

リードするチームが15回入れ替わったというシーソーゲーム。バトラーは59-60の1点ビハインドで残り3秒。3点シュートが外れるとすぐリバウンド争いでファールし時計を止めた。

デュークはフリースロー1投目を決めて2点リード。2投目わざと外して、時計を止めず、リバウンドを取ろうとした。それでもバトラーがボールを確保し、ブザービーターの3点シュートで逆転勝ちを狙う。ボードで跳ね返ったボールは惜しくもリングをかすめて試合終了となった。

アメリカ生まれのスポーツは、ルールに書いてなければ何をやってもいいだろう、みたいな風潮があって、面白いような、フェアにやれと思わされるときもあるような、複雑な印象を抱かされる。

バスケットボールのファールゲームというのもその一つだ。時間切れが迫ると、負けている方がわざと反則する。フリースローで失点の危険はおかすが、時計は止まる。

強豪デュークはさすがに対策も用意していて、2投目をわざと外した。リバウンドがとれればそこで試合終了。2投目に成功して3点差にしても、時計が止まって相手ボールでゲームがスタートするのでは何が起こるか分からない。リバウンド争いの混乱の中からだと、シュートへ持っていく態勢作りも大変だ。

にもかかわらず、バトラーは紙一重のシュートに持ち込んだ。あれが入っていたら、スポーツ小説でも恥ずかしくて書けないような結末、全米春の狂乱にこれ以上ないというフィナーレとなったのに。そして、そのシーンを見損なったテレビじじいの後悔先に立たずになるところだった。