テレビじじいの観戦日記

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稀勢の里よ 安芸ノ海のように横綱を目指せ

2010-11-15 18:39:06 | 大相撲
白鵬が負けるところを見逃すわけにいかない。大相撲が始まるとチェックしてきて、とうとうその日が来た。

「63」で連勝をストップさせたのは、稀勢の里だった。琴欧洲でも日馬富士でも把瑠都でもなかった。

早くから大関候補と言われながら前頭筆頭に甘んじている力士。善戦はしても、勝ちはないだろうと踏んでいた。立った直後は下がったが、そこから盛り返して左四つ。攻めて攻めて、寄り切ってしまった。えっ、ひょっとして、でも…勝負が決まったときは思わず声が出てしまった。

客席まで飛ばされて座り込み、首を振る白鵬。インタビューに答える稀勢の里の画面に白鵬連勝ストップのニュース速報テロップ。だが、すぐに放送終了時間となり、稀勢の里の言葉をテレビじじいは聞きそびれた。

稀勢の里は心機一転の大チャンス。双葉山を止めた安芸ノ海は横綱にまで上り詰めた。稀勢の里よ、横綱を目指せ。

フォーティーナイナーズ どっちのスミスが正QB?

2010-11-15 11:48:49 | NFL
フォーティーナイナーズはどっちのスミスを使うの?

ラムズ戦をオーバータイムの末破った試合を見ての感想だ。トロイ・スミスをQBに起用したこの試合は、ラムズの新人QBブラッドフォードとのハイズマン賞受賞者同士の対決。均衡したいい試合にだった。

けれど、潜在的な爆発力はスミスにあると見た。タッチダウンと思ったとたんにイエローフラッグという場面が3回もあったからだ。そしてTD取り消し。ディフェンスがホールディングの反則をしたからこそTDパスを投げられた、とも言える。でも、プレーアクションで動きながら投げられるスミスは、じいっとパスプロテクションの中で好機を待つQBとは違う気がした。そんなQBならディフェンダーのホールディングに助けられたと言えるのかもしれないが…。3度の「あーあ」というため息からよみがえった精神力も相当なものではないか。

団子レースのNFC西地区は、首位シーホークスが5勝3敗。ラムズが4焼5敗で続き、カージナルスとともに3勝6敗のフォーティーナイナーズにも優勝のチャンスは十分残っている。

肩の故障で休んだスターターQBのアレックス・スミスが復帰できる次戦。シングルトン・ヘッドコーチはどちらのスミスを使うのだろう。アレックスで戦ってきた今季は、フォーティーナイナーズにとって31年ぶりの悪い成績のスタートになったという。思えばQBジョー・モンタナの台頭直前のシーズンだろう。運を持つモンタナで2年後、スーパーボウルを制している。アレックスは勝運に恵まれないQBかもしれない。ともかく勝ってみせたトロイの方が魅力的に見える。