テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

ジャガーズの「サンキュー・ジーザス」パス

2010-11-17 23:06:56 | NFL
結果を知らなければ、少々古くても楽しめると思ったのは16日の火曜日になってから見たNFLジャガーズ-テキサンズ戦だ。1日半遅れかな。幕切れがメチャ面白かった。それから書くのが1日遅れとなって、記憶が怪しいところもあるのだが…。

24-24でジャガーズが43ヤードの決勝?FGを失敗してしまった。

残り1分34秒でテキサンズ自陣33ヤードからの攻撃。テキサンズにはタイムアウトが残っていない。ファーストダウンを重ねて更新したあと、なんとか50ヤード台のFG圏内にパス成功と思ったとたんにレシーバーがファンブルし、ジャガーズがリカバーした。この最後のパス、ファンブルしなかったとしてもFGをやる時間は残っていなかったとテレビじじいは思う。延長戦でもよかったのに、とんとんと進んだんで、テキサンズは無理をしてしまったんだな。

ジャガーズは残り8秒ぐらいで攻撃権が回ってきたんだけれど、これも強気。ファーストダウンをパスでとって、タイムアウト。オフサイドかなんかがあって、ホントの最後のプレーがハーフウエー付近からとなった。QBギャラードがエンドゾーンめがけ、ヘイル・メアリーパス。高く飛んできたボールをディフェンダーがエンドゾーン内でバレーボールのブロックのように両手で弾き返した。それを飛び込んできたジャガーズのトーマスが捕ってタッチダウンとした。マリア様お願い、の祈りが届いた。残り0秒。

試合終了後、ギャラードがヘイル・メアリーについて聞かれて「サンキュー・ジーザス」と答えていたのもしゃれていた。

稀勢の里 心機一転したかな

2010-11-16 22:17:32 | 大相撲
前日、白鵬の大記録を止めた稀勢の里。このところ圧倒的に劣勢で10連敗していた大関日馬富士を相手に、危なげない白星を上げた。

相手が故障を持っていて不調だとはいえ、苦手を克服できた。ほんとに心機一転できたかどうか、今場所の結果がたのしみになってきた。

それにしても白鵬はなぜ負けたのだろう。直前の取り組みも影響したのではないか。思わず声を出して笑ってしまった把瑠都の怪挙だ。阿覧に後ろからしがみつかれているのに、播磨投げで逆転勝利。あれを目の前で見ていて気が抜けたとか、あの怪力要注意だとか、白鵬に雑念が入ったのではないか、なんてこと思っている。

稀勢の里よ 安芸ノ海のように横綱を目指せ

2010-11-15 18:39:06 | 大相撲
白鵬が負けるところを見逃すわけにいかない。大相撲が始まるとチェックしてきて、とうとうその日が来た。

「63」で連勝をストップさせたのは、稀勢の里だった。琴欧洲でも日馬富士でも把瑠都でもなかった。

早くから大関候補と言われながら前頭筆頭に甘んじている力士。善戦はしても、勝ちはないだろうと踏んでいた。立った直後は下がったが、そこから盛り返して左四つ。攻めて攻めて、寄り切ってしまった。えっ、ひょっとして、でも…勝負が決まったときは思わず声が出てしまった。

客席まで飛ばされて座り込み、首を振る白鵬。インタビューに答える稀勢の里の画面に白鵬連勝ストップのニュース速報テロップ。だが、すぐに放送終了時間となり、稀勢の里の言葉をテレビじじいは聞きそびれた。

稀勢の里は心機一転の大チャンス。双葉山を止めた安芸ノ海は横綱にまで上り詰めた。稀勢の里よ、横綱を目指せ。

フォーティーナイナーズ どっちのスミスが正QB?

2010-11-15 11:48:49 | NFL
フォーティーナイナーズはどっちのスミスを使うの?

ラムズ戦をオーバータイムの末破った試合を見ての感想だ。トロイ・スミスをQBに起用したこの試合は、ラムズの新人QBブラッドフォードとのハイズマン賞受賞者同士の対決。均衡したいい試合にだった。

けれど、潜在的な爆発力はスミスにあると見た。タッチダウンと思ったとたんにイエローフラッグという場面が3回もあったからだ。そしてTD取り消し。ディフェンスがホールディングの反則をしたからこそTDパスを投げられた、とも言える。でも、プレーアクションで動きながら投げられるスミスは、じいっとパスプロテクションの中で好機を待つQBとは違う気がした。そんなQBならディフェンダーのホールディングに助けられたと言えるのかもしれないが…。3度の「あーあ」というため息からよみがえった精神力も相当なものではないか。

団子レースのNFC西地区は、首位シーホークスが5勝3敗。ラムズが4焼5敗で続き、カージナルスとともに3勝6敗のフォーティーナイナーズにも優勝のチャンスは十分残っている。

肩の故障で休んだスターターQBのアレックス・スミスが復帰できる次戦。シングルトン・ヘッドコーチはどちらのスミスを使うのだろう。アレックスで戦ってきた今季は、フォーティーナイナーズにとって31年ぶりの悪い成績のスタートになったという。思えばQBジョー・モンタナの台頭直前のシーズンだろう。運を持つモンタナで2年後、スーパーボウルを制している。アレックスは勝運に恵まれないQBかもしれない。ともかく勝ってみせたトロイの方が魅力的に見える。

バレー女子 よかった銅メダル

2010-11-14 22:26:32 | いろいろスポーツ
きょうの名シーンカウントダウン。

3位 鹿島小笠原の40メートルから45メートルぐらいの決勝ゴール。キーパーとディフェンダーの間に縦パスを入れて、野沢につなごうとしたんだと思うけど、それがディフェンダーにも野沢にもキーパーにも当たらずゴールに入ってしまった。最初、野沢のゴールかと思ったんだけど、スロービデオで誰にもあたってないことが分かった。初出場だという川崎のGK杉山がグラウンドを叩いて悔しがっていたのが印象的だった。ワールドカップで川島がブレークして移籍、この日は相沢の故障?で後半からピッチに立っていた。

2位 エリザベス女王杯スノーフェアリーのイン差し。4コーナーで斜行するように内に切れ込み、あっという間に先頭に立つと、後続をぶっちぎった。R・ムーアの騎乗にびっくり。日本人であの乗り方をする騎手はいないのではないか。あそこまでのコース取りだったら最内は狙わずそのまま回ってくるのではなかろうか。インが開くのをじっと我慢して…という乗り方はよく見るのだが。それはあそこで内を取れば、距離は相当短縮されるが、芝が荒れていたりして、あのコースは選ばないのが常識だと思っていた。

1位 女子バレー世界選手権で日本女子が銅メダルを獲得。32年ぶりという。1978年の大会、銀メダルだったようだが、テレビで見た記憶がない。旧ソ連開催。中継はなかったんだろうな。46年前の金というのは忘れようがないけれどな。東京オリンピック。「金メダルポイント」。固唾を呑んでテレビを見つめたっけ。その後、金が当たり前のようになって、32年前の銀は、それでは不満というんで印象が薄いのかもしれない。

それで全日本の試合ぶり? 第1セットを見て、米にこてんぱんにやられるかと思ったら、フルセットで最後は圧倒してしまうのだから、勝負はわからない。ともかく勝ちゲームを見られたので、テレビじじいは大満足。3位だけど1位だ。

日本女子バレーの大金星ならずが透けて見えた中継

2010-11-13 21:53:37 | いろいろスポーツ
快進撃の日本女子バレーを負ける日に観戦するなんてなんと間が悪い。ずっと勝ってきた試合を見ずにわざわざ負けるだろう日に見るんだからと思いつつ、女子世界選手権準決勝のブラジル戦。

第2セット、日本はセットポイントにされては追いつきを(10回かな)繰り返して粘り、35-33でとった。2セット連取だ。こんな試合見たことないと、盛り上がった。

TBSは、ロシアが1セット返したあとの第4セットを編集して途中から放送。完全生放送でないことがはっきり分かってしまった。放送最大延長の9時24分をにらむと、この時点でロシアが第4セットを取り最終セットに突入するだろうと予測がついてしまった。そしてたぶん大金星もなくなるだろうな、とも。

その通りに進んでしまって、テレビじじいは悲しい。

竜王戦第3局は羽生の逆転勝ちらしい

2010-11-11 21:40:18 | 将棋
竜王戦第3局は、どうやら挑戦者の羽生善治名人が逆転勝ちで1勝2敗としたらしい。永世7冠というのは、いくらなんでも取りすぎだと思うので、テレビじじいは渡辺明竜王を応援している。

このところ羽生を圧倒していた渡辺の調子が変にならないか、ちょっと心配している。

マレーシアに勝っても 物足りない

2010-11-10 21:36:25 | サッカー
今夜も永井謙佑の右足アウトサイドのパスから得点が生まれた。と思ったのだけれど、それが前半26分永井の得点の場面だったのか、後半19分山口螢の得点をアシストした場面だったか、テレビじじいはもう混乱して分からなくなった。じじいになるもんではない。

アジア大会サッカーのマレーシア戦。一昨日の中国戦と比べると、守備を無理しない感じ。中国には中盤から必死になってボールを奪いに行っていたが、今夜は生ぬるい。完封したんだし、いうことはないはずなんだけど、この物足りなさはなんなんだろう。

アジア大会中国戦 FW永井に感心

2010-11-09 20:37:14 | サッカー
アジア大会サッカー中国戦。永井謙佑が目の覚めるようなプレーを見せた。スピードがある。ロングボールの競り合い、相手ディフェンダーに追いつき追い越してしまう。先制点アシストとなったパスは巧さを感じさせられた。ゴール前、右のアウトサイドで浮かせて山崎亮平に打たせた。

自身のゴールは、クロスのこぼれ球をヘディングにいったらクリーンヒットせずシュートにならなかった。それでもこぼれたところをすぐ左足で決めた。ともかく、得点した。1トップのフォワードはこれでなくちゃ。これから先、目の離せない選手がひとり出現した。

夜中の録画中継を録画したうえ観戦も遅くなってしまい、このブログもキックオフから24時間遅れになってしまった。残念。

後藤さんの解説にビックり なるほど

2010-11-08 12:51:28 | NFL
イーグルス・ビックのQBランとコルツ・マニングのパス。両方見られて面白そうな対決はビックに軍配が上がった。ビックは自身のラン10回で74ヤード進み、1TD。タッチダウンは、クォーターバックスニークだったから、脚を使ったというものではなかったけれど、スクランブルからけっこうゲインしていた。

日テレG+解説後藤さんのボヤキが面白かった。

NFLではパサー保護が進んで、QBに対するファールがどんどん厳格になっている。そこでビックがスクランブルすると、ディフェンスのタックルがルールを気にして甘くなる。ビックはそれに乗じて走っている。ルールがフットボールらしさを失わせている。

こんな意味のコメントだ。なるほど、そんな面もあったんだ。

コルツはフィールドゴール圏内に進めれば逆転勝ちというところで、最後インタセプトされてゲームセット。

GAORAに転じると、フィールドゴールなら延長戦というレイダーズの反撃中だった。FG成功したとき時計は残り3秒という際どさでチーフスに追いついた。延長戦、最初の攻撃権はチーフスがとったが、レイダーズはしのぎ、回ってきた攻撃権でFGを決めて逆転勝利となった。こちらをずっと見ていても面白かったんだろうな。

エッ、41歳のファーブが、446ヤード投げて自身の記録を更新したんだって! ファーブって前の試合でノックアウト食っていたんじゃなかったっけ。こちらも延長戦でカージナルスに逆転勝ちだって。信じられない。中継で見たかったな。

ロッテ里崎はコピーライター?

2010-11-07 23:47:10 | 野球
「いま史上最大の下克上の完成です」とフジテレビ三宅アナウンサー。またまたイレブンPM突入の4時間54分の長い戦いで日本シリーズは決着した。ロッテが4勝2敗1分で中日を破った。CMは午後10時を回ると入らなくなるんだ、なんてことも2晩目になって分かった。三宅アナによると、「史上最大の下克上」って、里崎が言い出したんだって。コピーライターになれるかもね。里崎は昨日書いた腰痛ではなく、背筋痛明けだったのね。しかも、シリーズ終了後解禁の条件で、左肩の故障も放送席に明かしていたんだそうだ。連日の長時間試合によく耐えたと感心した。

胴上げの前、「勝っちゃった、勝っちゃった」と叫びながら跳ね回る選手の声が聞こえてきた。なかなか良い放送だった。

今江が2度目のMVPになった。シリーズ男っているもんだ。今江のインタビューまで放送でカバーできれば、フジテレビは最高だったんだけど、放送終了。笑いの止まらないような受け答えはラジオで聞いた。

日本シリーズ最長試合 フジテレビがNHKになった

2010-11-07 00:27:09 | 野球
延長15回引き分け。日本シリーズ第6戦はシリーズ最長試合時間の5時間43分の熱戦だった。午後11時54分の試合終了。早寝早起きでイレブンPMは真夜中のテレビじじいも眼ぱっちりで堪能した。

フジテレビは地上波で試合終了まで放送した。偉い。ふと気がつくとCMが入らない。まるでNHK状態になって、古田、野茂、田尾トリオの解説もじっくり聞けた。大変良かったといえば言えるのだけど、民放で攻守交替の時にCMが一切なしというのもさみしいもの。元々の番組のスポンサーに話をつけるとか、急きょピンチヒッターのスポンサーを見つけるとか、広告会社の仕事なのかもしれないけれど、なんとかならなかったのだろうか。

面白い試合で夢中になって観戦した視聴者がいっぱいいただろうに、チャンスをつぶしたのではないか。

延長戦になってから、11回にロッテ里崎の「決勝打」をセンター大島に好捕される場面はあったもののほぼ中日が押していた。延長戦だけでも10残塁ぐらいに上ったのではないか。毎回、サヨナラのランナーが出ていたもの。しのいだロッテに流れがきたような気がする。腰痛持ち(たしかそうだよね?)の里崎が6時間近くキャッチャーでたったり座ったりしていた後遺症が心配だけど…。

日本シリーズの流れの判定は難しい

2010-11-04 22:04:48 | 野球
日本シリーズ第5戦でロッテが10点ぐらい入れてショックを吹っ切らなければ、このまま中日の流れだと思って観戦した。第4戦で無死2、3塁のサヨナラ機をロッテが逸したとき、中日にモメンタムは移った、とテレビじじいは思ったからだ。


なんとロッテは10点取った。10-1ぐらいのスコアだと、流れがまたロッテに戻ったと断言できたのだけれど、中日が4点取ったので、微妙かな。中日は王手をかけられても、今季圧倒的に強かったホームでの2連勝なら、逆転できる公算もけっこうありそうだから。シリーズの流れって、予測は難しい。

ジャイアンツ優勝でも まっ、いいか

2010-11-02 13:39:29 | 野球
サンフランシスコ・ジャイアンツは、名称もユニホームも読売巨人軍のジャイアンツと似ているので、海の向こうのことでも勝たれるのは面白くない。そう思っていたのだが、向こうのジャイアンツは、落ちこぼれを寄せ集め、そこに新人が頑張ったという側面を持つチームだと知り、ワールドシリーズに勝ってもまっいいか、の気分になった。

テレビ中継を見て試合途中からそんな気分にさせられたのだから、NHK衛星の放送席はすごかったのかもしれない。

MVPレンテリアは、ウィキなどによると、オールスター戦5回の好選手。でも今季は故障もあって、スターターの地位を失っていたという。それがワールドシリーズ優勝の試合で、決勝3ランを放った。1997年マーリンズで優勝を決めるサヨナラ打を打っているのでシリーズ優勝試合の決勝打はこれで2回目。過去、ルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオ、ヨギ・ベラの3人しか成し遂げていない偉業だそうだ。しかもレンテリアは1997年に続き、2004年にもワールドシリーズの最後の打者になっている。カージナルス時代のこの時は、最後は最後でも敗戦を決める最後の打者。レッドソックスにかけられたワールドチャンピオンになれないという呪いを解く役を果たしてしまったわけだ。2回のワールドシリーズで最後の打者になったのは他に2人しかいないんだそうだ。

試合後、涙を流すレンテリアは、ワールドシリーズ男だったのだ。それにしても…去年は松井がMVPだった。ずいぶん昔のことに思えてしまう。

ワールドシリーズよりNFL

2010-11-01 13:59:52 | NFL
ワールドシリーズ第4戦とNFLのセインツ-スティーラーズ戦がほぼ同時のテレビ中継となった。セインツが勝った5分後にジャイアンツがレンジャーズを破り王手をかけた。

ほぼNFLを見た。ロースコアでも、両チームとも守備に見所があって好ゲームだった。スーパーボウル覇者のセインツだけど、NFC南地区はファルコンズとバッカニアーズが5勝2敗で頑張っている。セインツは5勝目を上げたのに3敗を喫しているので3位という激戦地区になっている。